不良中老年の聖地、ゴア

14 years ago

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次の日。1月2日。

私とJ次郎はぐっすりと眠ったが、男の子たちはあれからさらに飲みに繰り出したようで、女の子2人は誘われなかったとむくれていた。

男の子たちは浮き足だっていた。水着姿の女の子を観察するのにここぞとばかりにはりきっていた。私が、でも、サングラス持ってきてないじゃん、と指摘したら、相当感謝され、皆でこぞってサングラスを買いに行った。私もついていったら、露店で5個買うからと、ひとつ250ルピーから180ルピーに値切っっていたので、私もひとつ購入した。

ビーチに着くと、ピークシーズンだけあって、ものすごいひとだった。

私たちの行ったところはカラングートビーチというところで、インド人と、それに紛れて白人の不良中、老年が多かった。彼らは朝9時くらいからカフェでビールを飲んでいた。欧米からのリタイアした人々が多いとは聞いていたが。

ゴアはヒッピーの聖地だったのだ。

海はさほどきれいではなかった。沖縄やカリブ海のビーチのほうがよっぽどきれいだとおもった。

男の子たちはバナナボートに2回も乗っていた。私も誘われたが頑なに拒み、みなの荷物番も兼ねてパラソルの下でくつろぐことに専念し、前日の24時間耐久ドライブの疲れを癒した。しかし暑いので水着姿になっていたが、(比較的)若いひとで水着姿になっている女性は珍しいのか、インド人のおじさんたちに容赦なくじろじろみられたが、もはや構うものか。

いろいろなもの売りがひっきりなしに何かを売りにきた。まだ幼い小さな少女もスナック菓子を売りに来た。

それにしてもパラソルの下でも暑かった。インド人たちはパラソルの下で寝転がっているが、白人たちはパラソルをたたみ、炎天下のなか焼きに入っていた。暑くないのだろうか。

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インド人の女のひとは水着姿にはならない。インド服や洋服で海に入る。男は、若い子は普通の短パンにTシャツ、おじさんは下着のボクサーパンツかブリーフ一枚、もしくは服のままだった。水着の着用率は極めて低い。ことごとく常識を覆される国だ。

夜はレストランで食事をした後、アイスクリームを食べた。サーティーワンの裏手にあるアイスクリームショップで、インドの果物のフレーバーが主に食べられる。次の日も朝食を終えてから食べに行ったほどおいしかった。

食事した後クラブに行くか、ビーチでのパーティーに行く予定だったが、J次郎はほろ酔いと、お腹一杯になってダウンしてしまい、私たちはホテルへ帰って寝た。皆は遅くまでビーチで飲んでいたいたよう。

次の日、歩いていて、ふと前を歩いている白人の足をみると、両膝から下が片足だけで20箇所以上蚊にさされた跡があった。でも、J次郎の同僚たちは、夜でも短パンにビーチサンダルだが、蚊にさされた形跡が全くない。一体なぜなのだろう。今度彼らに会ったら蚊にさされることがあるか聞いてみようとおもった。

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