日本へ帰国する航空券はYorkvilleにあるIACEトラベルでとってもらった。
その時、一月のキャンペーンということで、自宅⇔空港間の荷物宅配の片道が無料になる券をいただいた。
カナダから日本へより、日本からカナダへ帰るときのほうが圧倒的に荷物が多く、預け入れ荷物が2つになるので、荷物のひとつは自分で運べるとして、残りのひとつを自宅から空港までの宅配を利用した。
荷物が多くなるときはいつもダンボールを現地で調達して詰めて持って帰るので、今回も近所のスーパーで頑丈そうなダンボールを調達し、体重計の上に乗せて規定の重さぎりぎりまで詰め込んだ。ダンボールだとそれ自体がスーツケースと比べて軽いので、たくさん詰め込める。
QLライナーの規定と航空会社の預け入れ荷物の規定には差があるので注意しなければならないが、電話一本で出発の前日に佐川急便が集荷に来てくれ、ただ持っていくだけで特に重さを量ることもしなかった。
空港に着いたら無料券を渡し、荷物を受け取り、あとは航空会社に預け入れ荷物としてチェックインするだけだった。
QLライナーのWEBサイトをみると、WEB限定料金があり通常料金より安くなるが、IACEトラベルのWEBサイトでは、さらに安い料金のクーポンがダウンロードできるようになっている。いつまで掲載されているかはわからないが、1700円で自宅から空港まで運べるのだったらまた利用してみようとおもう。
↑ デトロイトの空港
今回日本への帰国はノースウエスト航空を利用した。
離陸してから最初の機内食。
牛肉とブロッコリーの中華風の炒め物に白いごはん、チキンナゲット、サラダ、パン、チョコレートケーキ。又は、チキンのプレートも選べた。
昼前に着く便だったので着陸前の食事は朝食になる。
焼きそば、フルーツ、デニッシュパン。もしくは、キッシュとソーセージとマッシュポテトのものが選べた。行きの飛行機で食べたソーセージがあまりおいしくなかったので焼きそばを選んでみた。
↑空港内をモノレールが走っている。
初めてカナダへ来た時のアメリカでの乗り継ぎでは、およそ人間扱いされているとはおもえないひどい待遇だった。飛行機は定刻どおりに着いたのだが、その後の入国審査は長蛇の列なのに入国審査官は少なく、手荷物検査も並んだ末、横柄な空港職員に意地悪な扱いを受けて、走って走って登場ゲートに着いたときはすでにゲートが閉まっていて、息をきらしていた私に、ゲートもう閉まってるわよ、と一言だけだった。そしてゲートを開けてくれて乗り継ぎになんとか間に合ったが、私が飛行機に乗ってからも何人か乗りこんできていた。
デトロイトの空港ではそんなことはなく、事はスムーズに運ぶ。ある空港職員は私に、あら、あなたの靴かわいいわね、よいご旅行を、などという会話もあった。
1週間経過し、再び有楽町にある皮膚科を訪れた。
経過は順調とのことだった。
一週間毎日、朝晩に薬を塗り、バンドエイドを貼った。ごく浅いすり傷とにたような感じになるので、最初はじゅくじゅくとしていたこともあったが、今はつるっと、他の皮膚とかわらない肌表面になっているが、その部分の色だけはすり傷が治ったときとおなじように赤みがある。
これからはもう薬とバンドエイドは必要ないが、レーザーをあてた部分にはSPF50くらいの強い日焼け止めを塗り、さらにコンシーラーやファンデーションなどを塗るのも良く、とにかく日差しをさえぎることが絶対だという。
日差しを遮断するという意味ではいっそバンドエイドを貼ってしまうのもよい、とのことだった。この一週間、ずっとバンドエイドを貼っていたが、友達には聞かれたが、予想していたより皆気にしていなったので、特によく晴れた日には確実なバンドエイドを貼ってしまおうとおもう。
その後しばらくして、もし茶色っぽくなってしまった場合には、ハイドロキノンを塗る必要があるそうで、その場合に備えてハイドロキノンももらっておいた。茶色くならない場合は他のシミの部分にも使えますよね?と聞くと、先生は朗らかに笑って、まあ、そうですねえ、とにこにこしながら答えた。
完全に周囲の肌の部分に紛れてわからなくなるにはさらに時間がかかりそうだ。
追記:その後再度シミが現れることもなく、完全に消えました。
白いダウンジャケットを持っている。普段は汚れのことを考えて黒など濃い色のものを買ってしまうが、以前洋服メーカーがサンプルで作ったものを店先で1000円くらいで売っていたのを、値段が安かったこともあり前から欲しいと思っていた白を買ってみたのだった。
日本で着る用に実家へおいておいたが、さすがに汚れが目立ってきたので、自宅で洗ってみることにした。
ドライマーク衣料専用洗剤のDRY-UPを使った。箱の中には冊子があってダウンジャケットの洗い方も詳しく説明してあった。
袖口などの目立つ汚れには直接洗剤をかけて歯ブラシをつかって汚れを落とし、あとは洗濯機でつけこみ洗いをし、干すだけ。とても簡単だった。
安物だったし、元はしっかりとれたので失敗しても後悔はないジャケットだったのだが、一度要領を心得ると、ダウンを洗うということがそれほど怖がる必要もないということがわかった。
カナダへ帰ったら、カナダで買った別のダウンジャケットも洗ってみようとおもう。
数年前に行った新宿のクリニックでは、初めてのカウンセリングの後その日のうちにすぐレーザーをあてたが、今回行った有楽町にある皮膚科では、初診の日には施術しないとのことだった。
早速翌日に予約を入れた。
レーザーのシミ除去と違い、注射にて麻酔をする必要があり、歯の治療での経験はあったのでさほど心配もしていなかったが、実際顔の表面に3回ほど麻酔注射をしてみると、とても、とても痛かった。予想以上にすごく痛く、なんだか自分は間違った選択をしているのではないかと思い始めた。
その後麻酔が効いたのを確認したあと、炭酸ガスレーザーで、肌の表面を削り取るようにレーザーをあてていった。麻酔が効いているのでもう痛くはなかった。肌の表面を焼く焦げた匂いがした。
終始先生は丁寧な優しいやわらかい口調で語りかけてくれるのが救いだったが、終わったあとは自分がひどく緊張しているのがわかった。
転んで皮膚の表面をすりむいたような状態になっているので、一日2回薬をぬり、バンドエイドを貼る必要がある。
また、傷口と同じなので、こすったりしないように気をつける必要があるが、お風呂や洗顔なども問題はない。今現在で6日経過し、一週間後に経過を見せる必要があるので、明日再び診察の予約をいれてある。
診察室にて、ショートカットが良く似合う上品でにこやかな女性の先生が、これはシミではなくほくろです、と伝えたとき、私はすごく驚いておもわずえーーっと大きな声をだしてしまった。
先生は、そうなんですよ、皆さんすごく驚かれるんですよ。と、笑顔で言った。
もともとは、5年くらい前から顔の頬骨のあたり、ちょうど化粧のときにチークをいれるところに、1センチくらいのシミができ、皆に、どうしたの、と聞かれるほどだった。それでも色はホクロではなく、薄茶色で、目立つシミだとばかりもっていた。
そしてふと思い立ち、思い切ってレーザー除去に挑戦したのだった。
そこは、新宿にある派手に広告をしている羽振りのよさそうなクリニックで、ぶっきらぼうな女の先生は、ためらう私に、まあ一年で何回通っても同じ値段なのだから、と私の背中をおすようなことを言い、その日のうちに強めのレーザーをあてた。
シミ除去にあてるレーザーは一瞬の痛みで、たいして痛くもなかった。
その後5mmくらいの糸クズのようなものが現われ、やがてそれも消え、しばらくはシミはごく薄くなった。
ところがもうしばらくすると以前よりは薄いが、また出てきたので、もう一度そのクリニックを訪れた。するとあのぶっきらぼうな女医はやめてしまっていなくて、丁寧な口調の男性の医師がみてくれた。最初に行ってから、一年経つ直前のことだった。
その先生が言うには、時間がたちすぎていて今またレーザーをあてると、かえってシミが濃くなる可能性があるので、薬での治療をして様子をみていきましょう、とのことだった。1年で何回レーザーをあてても同じ値段とのことでこのクリニックに決めたということもあり少々不満は残ったが、医師のいうことなので仕方ない。
しばらくの間は処方されたコウジ酸クリームやハイドロキノンなどを塗ることと、トラネキサム酸やビタミンCとEの内服などをしたが、効果はなかった。
そして最近ではすっかりもとの濃さに戻っていた。
整体の後はオステオパシーへと続いていった。
日本では民間療法の領域だが、欧米では認められているらしかった。といっても初めて聞いた言葉だったが。
皮膚の表面を軽くつまみ引っ張るようなマッサージを体全体に施した。
そして施術者は、肌の表面の質感や皮膚の硬さ、滑らかさなどを感じとり、体調を読み取っていくらしい。
私は特に問題なく、なかなかいないくらい健康とのことだった。日ごろ食生活や睡眠といったことに真面目に取り組んでいる成果が現われたような気がしてうれしかった。といっても通ってくるのはもう少しお年を召された方達だとおもうが。
さて、施術前と後に鼓膜ではかった頭の温度は、1度下がっていた。
現代人は長時間のパソコンやストレスなどでヒートアップしているらしい。
安眠のためには、寝る前にはパソコンは控えたほうがよいとのことだった。一日中パソコンの前に座っているJ次郎が頭に浮かんだ。
最後に優しい香りのするハーブティーをいただき、おまけにヒマラヤの岩塩をもらった。
黒っぽい硬い石の塊みたいな塩は、舐めるとしょっぱく、硫黄の匂いがする。洗顔するときに溶かすような感じで使うと肌にいいそう。
ただ洗顔となるとちょっと硫黄臭が強い。もらった分はありがたく使うが、自分では買わないかもしれない。
ちなみに今日は整体+オステオパシーを1時間ちょっとで、初回なので9千円。他と比べたことがないので、安いか高いかはわからないが、カナダに帰国するまでにあと1回予約を入れてある。
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診察室に入るとすでに照明がおとしてあり、BGMにはボサノバがかかっていた。ほのかにお香の匂いがした。
最初に問診があり、過去の病歴や持病、以前にしていたスポーツを聞かれた。
今は毎日の水泳とジムだが、昔バスケットボールをしていたことがあった。
先生は、ああ、それだな、と言った。
なんでも、バスケットやバレー、サッカー、バドミントンなどの飛んだりはねたり打撃系は特に体を壊しやすいそう。運動はね、一番体に悪いんですよね。などとも言っていた。確かに私の世代は、中学や高校時代の部活動といえば、少々膝が痛いぐらいでは休ませてもらえず、甘えとか、根性が足りないなどといわれていた。成長期の大事な時期に、そこまでする必要があるのかと常に疑問だったが。
さて、その後は先生の前で歩いたり前屈したりといった動作をして、体の歪みを分析する。そして台の上に仰向けになり、膝を抱えた姿勢になると、右膝が左より1センチ近く上がっていた。
それを正す作業が整体ということになり、骨に力を加えて押す感じだった。もっと痛いのかと思ったが、ぜんぜん痛みはなかった。
その後また同じ姿勢をとると、1センチはあったずれがほとんど同じ高さになっていた。
そして次に、オステオパシーに入った。
歯茎にぷくっとにきびのような腫れ物ができた。
すぐ例の整体もしている歯医者に行くと、レントゲンを撮った。
レントゲン写真を一目みるなり、歯科医は、うーん、これは困ったなあ、どうしようかなあ、と言った。
昔治療した歯の根の部分に細菌が入りこんでしまっているのが原因で、歯根の掃除をすればよいのだが、金属の詰め物が歯根のかなり深いところまで流し込まれていて、その金属をすべて取り除くのは不可能だということだった。
金属を流し込む前のケアがしっかりされていず、金属も深いところまで流し込まれすぎているとのことだが、昔の歯医者は90%このような治療をしていたという。
さて、もうひとつの治療法は、抜いてしまうことだが、抜いてしまうには早すぎるとのことだった。
結局は噛み合わせなどをチェックし、かぶさっている銀の表面を削って上の歯にあたりすぎないようにし、切開してたまっている膿を出した。
また、歯磨きが不十分で細菌が入り込んだわけでもないらしいが、虫歯にならず治療もしていなかったら、こういう事態にはなっていなかったわけだから日々の虫歯予防を徹底しようと改めておもった。
そして、治療が済み、丸イスに座った。
後頭部の首の付け根あたりを両手の指で押していって、首の骨が左にずれている箇所がありますね、と指摘された。指がとまったところのつぼはいたかった。
そのせいで右の骨盤が開いてしまっていて、首も右にはまわるけれど、左には右ほどまわらないはずだと指摘した。実際そのとおりなのだった。
7個ある首の骨のうちのひとつがずれ、歪みを招きかみ合わせにも影響しているため、膿がたまった歯にも、必要以上の圧力がかかってしまっている、というようなことを説明してくれた。
さらに説明を聞いて、結局は、整体で応急処置的に体のゆがみを解消することになった。自分でできる体操のようなことも教えてくれるとのことだった。
意外な展開だったが、大家である叔母も通っていたし、信用できそうな方だったので、整体もお願いすることにした。たまたま行ったよく知らないところでこういう展開になったら、考えておきます、と言って断っていただろうけれど。
こうして次の日の予約をとった。
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最近J次郎の父親が、ある傷害事件の裁判の陪審員に選ばれた。
裁判中は仕事は休まなければならず、給料は日給だが、その間の給料はでないとのことなので、断ったらしいが、それも許されなかったという。
日本でも裁判員制度が始まるとのことで、政府が作ったプロモーション映画を図書館でみつけ、借りてきた。
殺人事件の裁判官に選ばれたフツーの専業主婦の酒井法子が選出されるところから、裁判が始まり判決が下されるまでの流れを、用語解説がはいりつつ、ストーリー仕立てにしている。映画やドラマとして話の展開を楽しむものではないが、裁判員制度についてのおおよその概要がわかりやすいようになっている。
何故酒井法子が?とおもったが、みていて納得した。頼りなさそうな、難しいことや決め事は苦手な専業主婦タイプ、裁判官なんて私には到底無理、という女性が主人公だった。真鍋かをりのように知的なイメージや、松岡修造のような熱血タイプでもだめなのだ。
しかし、酒井法子はかわいい。平凡な主婦の格好をしていてもかわいい。こういう女性は年をとっても、おばさんなどと呼ばれることはないのだろう。