2012年2月4日(土)
8時のセゴビア行きのバスに乗るべくPRINCIPEPIO駅にあるバスターミナルへ向かう。7時半になってようやくバスの切符売り場の窓口があく。7時50分になりバスがきて乗り込む。席は全席指定席になっている。
2012年2月3日(金)
この日はマドリッドからトレドへ日帰り旅行。
PLAZA ELPICAから8時半発のALSA社のバスでトレドへ向かう。
9時45分にトレドのバスターミナルに到着。
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2012年2月2日(木)
バルセロナから夜行列車でマドリッドに着き、予約しておいたホテルに向かう。
良く晴れているが空気が冷たく風もある。
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2012年1月31日(火)
夜行列車のなかで目を覚ますと外は明るくなり始めていた。あわてて時計を見るとと8時になるところだった。揺れが心配だったが、予想に反しぐっすり眠れた。 続きを読む
2012年1月30日(月)
↑ ホテルの部屋からの眺め
一夜明けて、J次郎の熱は下がっていた。
J次郎を部屋に残し、スーパーのイングレに行く。J次郎はろくに食べていなかったので、ビタミンをたくさん摂ってほしくて、バナナやオレンジなどの果物を大量に買い込み、ホテルの部屋で朝食とする。桃がおいしかった。
外国に旅するときはいつもフルーツナイフを持参することにしている。そして、現地の市場やスーパーへ行き、果物をチェックする。日本やカナダには輸入されていない果物を食べることができるので、はずせない旅の楽しみのひとつとなっている。同じ果物でも、原産地が違うと種類も違ってくるのだ。
果物を食べ、J次郎が一眠りしている間私は荷物をまとめる。
お昼頃ホテルをチェックアウトし、荷物を預かってもらい、ホテルと同じ通りにあるLOS DIAMANTESへ。
ここはホテルのすぐ近くにあるため頻繁に前を通ったのだが、他の店が閑散としているときでも、いつも人で一杯だった。
店内は座れる席は3席しかない小さな店。飲み物をオーダーすると、タパスが無料ででてくる。
イカ、エビ、イワシのミックスフライを食べる。ソースはなくてもレモンを絞るだけでおいしい。店は賑やかで、客だけでなく宝くじ売りや靴磨きなどもやってくる。靴磨きは強引かつしつこく、J次郎は無理矢理靴を磨かれそうになる。
グラナダの街を観光。通りの両サイドの街路樹がオレンジの木で、実をつけていたのが印象的だった。
噴水のある広場のそばの小さな店で、グラナダの名物のお菓子、PIONONO DE SANTAFEをひとつ買ってみる。
シロップがしみていてジュワッとしてすごく甘い。
広場にある公衆トイレボックスを使ってみた。
お金を入れるとドアが開く。中は思ったより広い。中には20分までいられるが、一人しか入れない。トイレットペーパーも備わっている。用が済むと自動的に流れ、掃除するので清潔に保たれる仕組みになっている。
その後は31番のバスに乗り昨夜歩いたアルバイシン地区へ。この路線は細い小径を進むためバスは小型で、運転手も高度なドライバーテクニックを持っている。え、ここ通るの?というくらい細く急な坂道を上ったり下ったり、乗り物として乗っているだけでも楽しい。
PLAZA ST NICOLASで降りる。目の前の階段を上るとそこは昨夜ガイドさんに案内してくれて訪れた、アルハンブラ宮殿が対面にみえる広場。
グラナダの街が一望でき、宮殿の後ろには遠くに雪山がみえる。
広場は、昨夜は誰もいなかったが、ギターを弾くひとがいたり、シルバーを売る露天商もいた。
暖かい陽射しが心地よく、ギターの音色をBGMにヒッピー風な人々が寝そべったりしてくつろいで過ごしていた。
広場にある教会の裏に小さな図書館をみつけ、お手洗いを拝借。トイレからでてきて驚いたことが。広場で写真を撮ったりして過ごしていたとき何か視線を感じたのだが、少し離れたところからじーっと私をみている男のひとがいるのに気がついた。ところが、その男が、今度は図書館のなかで、私を待っていたJ次郎のすぐそばに座り何食わぬ顔で新聞を読んでいるではないか。さりげなく観察仕返してみると、やはり私たちの方をちらちらと伺っている。かとおもえば、あらたに韓国人っぽいカップルが図書館に入ってくると、今度は目線が執拗に様子を伺っている。直感だが、このひとはスリだとおもわれる。スリは、一旦獲物に狙いをつけると後をつけ、獲物が隙を見せるのを待つのだ。細身で一見人懐っこそうな、おとなしそうなひとだった。
アルバイシン地区の散策を楽しんだ後は再びタパスの店LOS DIAMANTESへ。16時ころ着いたのだが、16時半近くにはシャッターを閉めはじめた。シエスタがあるのだ。そのせいか無料ででてくるタパスはパンだった。
教会の裏手にあるスパイス屋で先ほど食べたグラナダ名物のお菓子、PIONONOフレーバーの紅茶を買う。
量り売りで、約100グラム買って3ドルほどだった。
グラナダの街を散策する。
ZARAを覗くとセールのシーズンで驚くほど安くなっている。夏向けの麻混の薄手の七部袖のコットンシャツを買う。
夜行列車の時間までだいぶ時間があったのでセルフサービスランドリーへ行くことにする。ネットでLAVANDERIAを探し、バスで行く。受付に人がいる、半セルフサービスのランドリーで、洗濯と乾燥が洗剤込みで9ユーロ。WIFI無料だったので洗濯が終わるまでメールチェックしたり情報収集したり。
洗濯を終えると夜行列車にのるべく、駅へ。
夜行列車は出発時間の30分前にはホームに着き、すぐに乗車開始。
この夜行列車はグラナダとバルセロナを結ぶ路線で、HOTEL TRAINと呼ばれるだけあって、寝台車は個室になっている。個室のなかには、二段ベッド、鏡、お湯のでる洗面台、シーツ、毛布、枕が備わっている。なかなか快適で、J次郎も私もすっかり気に入ってしまった。
ベッドに寝転がると揺れが気になったので、酔い止めを半分飲んで寝た。
こうして寝て起きると朝にはバルセロナに到着するのだ。
2012年1月29日(日)
私たちを乗せた長距離バスはほぼ時間通りに朝6時半にグラナダのバスターミナルに到着した。外は真っ暗。気温3度
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2012年1月28日(土)
スペイン旅行2日目の朝。ホテルの近くのマックでコーヒーをテイクアウトし、部屋で前日市場のMERCADO DE SAN MIGUELで買っておいたスイーツを食べる。
とても美味しかった。
ホテルからスペイン広場まで歩く。
空が青い。天気に恵まれてよかった。
その後王宮へ。
各部屋天井や調度品まで華美。まさに豪華絢爛。圧倒される。
王宮からMAYOR通りを歩いてMERCADO DE SAN MIGUELへ向かう。
市場の通りをはさんで斜め前にスーパーを見つける。みかんとTORTA INES ROSALES⬇、(甘くてさくっとしていて好み。割れやすいのでお土産には向かなさそう。)
そしてPOLVORON⬇を買う。
ぼそぼそとしていて非常に甘い。紅茶とよくあう。
市場は非常に混んでいた。
TURRON⬇と、
昨日買っておいて今朝食べたケーキがおいしかったのでまた買ってしまった。
昨日の夜来たときには見かけなかったチュロスを買ってみた。
さくっとあがっていて甘くない。
土曜の午後、市場の前の広場はギター弾きがいて、天気も良くパティオでのんびり食事を楽しむ人々で賑わっていた。
その後はTHYSSEN-BORNEMISZA美術館へ。
チケットの裏面の絵がきれい。私のはモネの絵だった。
2時間ほど過ごし、歩いてソフィア芸術センター(REINA SOFIA)へ。
朝早いうちと日が暮れる夕方頃になるととたんに寒くなる。この日、土曜は14時から21時まで入場無料。ここもチケットの裏面は所蔵品の絵になっていて、私のはピカソのMUJER EN AZURだった。
窓から真っ赤な夕焼けが見えた。きれいだった。中は広く、芸術のなかを漂う気分だった。
夜も更けて、22時過ぎとなった。タパスの時間だ。LAS BRAVASへ行った。ファーストフードの店のように煌々と明るい店内は満席だった。ちょうど運良く席があいてなんとか座ることができた。さっそく店名にもなっているPATATAS BRAVASを注文。ほくほくに揚がった熱々のポテトにピリ辛のソースがかかっていて、おいしい。同じソースがかかったポテトのオムレツも注文した。このオムレツにもソースがよくあい、とろっとしておいしい。他にハムのコロッケも注文し、ビール2杯にオレンジジュース1杯で20ユーロ。ラーメン屋のようにさくっと食べて外に出る。ここはぜひまた来たい。
よく歩いた日だった。心地よい疲労感を感じていた。
預かってもらっていた荷物をとりにホテルに戻り、148のこの日最終のバスをキャッチ。バスでのんびり夜景鑑賞しつつ長距離バスステーションへ。時間をもて余していたし、最寄りの地下鉄はエスカレーターがなく、スーツケースを抱えた身としてはバスのほうが楽なのだ。
バスステーションは深夜1時を過ぎても人が多く、セキュリティーも巡回しているのでさほど危険は感じなかった。歯磨きをしたり今後の予定をたてたりしているうちに出発の時間になる。
グラナダへの夜行バスはほぼ満員だった。念のため酔い止めを飲んでおいた。バスは予定どおり深夜1時半に出発。5時間後にグラナダに着予定。
今回、移動にかける時間を節約するため、移動は夜行列車と決めていた。ホテル代も節約できる。マドリッドーグラナダ間も、本当は電車が良かったのだが夜行列車がなかったので仕方なく夜行バスを選んだのだ。
バスはおもったより快適だった。前方にテレビが備えてあり、今どこを走っているのかわかるようになっている。トイレはなかった。ドアは先頭と真ん中の二つあった。車内は暑かったが、途中1回の休憩があり、その間ドアを開けっ放しにするので急に車内が寒くなった。アイマスクに耳栓も持ってきていて、用意は万端だったが、すぐ後ろの席の女性2人組が途中休憩の後からずっと喋りっぱなしだったので、用意してきてよかったと心からおもった。
*去年の冬のスペイン旅行記を一年近くも放置してしまった。ついついのばしのばしにしてしまって気づいたらもう一年近く経ってしまったのだった。
2012年1月下旬、KLMでオランダ経由にてマドリッドへ。いよいよ8日間のスペイン旅行の始まりだ。
私にとっては初めてのスペイン、J次郎にとっては初めてのヨーロッパ旅行、ふたりともこの旅には期待を膨らませていて、この日がくるのを楽しみにしていた。
マドリッドの空港から市内まではほぼ直通バス、EXPRES DEL AEROPUERTOに乗る。乗車時に運転手に2ユーロ払う。
車窓からの眺めを楽しんでいるとCIBELES到着。意外と早く着いた。乗り換えもなく楽に中心地に着けるので便利。
まずは荷物を置きに、カナダからネットで予約しておいたホテルにチェックイン。
⬇部屋からの眺め。ホテルの入り口のある通り。
ホテルはBEST WESTERN Hotel Los Condes。
ロケーションは抜群だが、チェックインし、その狭さにびっくり。
さらに驚いたのは、セーフティーボックスに1ユーロ必要なこと。返金などされることなく、1回ロックするごとに1ユーロとられるのだ。
コーヒーメーカーはないが、冷蔵庫有り。
バスタブがあるので湯船に浸かれることと、WIFIが無料なのはうれしい。
さっそくiPadでメールチェックしてから少し休んだ。
⬇部屋からの眺め。
その後はホテルのすぐそばにあるグランビア通りのバス停から148のバスに乗る。車窓からの街の様子を眺めつつのんびりとバスで長距離バスターミナルのある駅、MENDEZ ALBAROへ。
バスは次のバス停が表示されるのでわかりやすい。
30分弱で駅へ着き、ALSA社のカウンターで、次の日のグラナダへの長距離バスのチケットを買う。ネットで事前予約ができなかったのだ。ネットでは何度挑戦してもだめだったクレジットカードが、難なく使えた。
その後は地下鉄で移動し、屋内市場のMERCADO DE SANMIGUELで腹ごしらえ。あれこれ楽しく選んでちょこちょこと食べてなんだかんだでおなかいっぱい。
2日目へ続く。