アキレス腱断裂日記inトロント③~保存療法~

8 months ago

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31日目 午後3時に電話での経過確認の電話がかかってくるはずが、夕方5時過ぎて電話はかかってこなかった。5時近くになってJ次郎が電話して医者と話せた。

別の医者と話してヒールを1枚すでにとったことを告げると、それは早すぎると言われる。この日に1枚とることになっていたので、次回2枚目は2週間後にとるように念を押される。2週間後ということは、1枚目のヒールをとってから3週間経過することになる。次回も電話での診察で、3週間後とのこと。

45日目 2枚目のヒールをとる。1枚目をとった後はしばらく痛くつらかったので、夜、必要なことをすべて終え、寝る前にとることにした。

 

52日目 朝の9時45分頃に電話での診察予定。かかってこないことも覚悟していたが、1時間も早い8時45分に電話がかかってきた。指示通り2枚目のヒールは先週の金曜にとったことを伝える。そして、J次郎は計4枚入れていて、今後2週間間隔でヒールをとっていくペースだと渡されたプロトコルの指示と辻褄があわず、フィジオセラピストも混乱していることことを伝える。医者は、彼のやり方はスローペースなので、問題ないとのこと。

そして、その1週間後(2枚目のヒールをとった2週間後にあたる日)には3枚目と4枚目を両方同時にとるように指示された。2枚目をとってからすでに1週間たっているので、今日3枚目をとって1週間後に4枚目をとってもいいのかと聞くとそれはダメとのこと。もし1週間後に3枚目と4枚目を両方とって痛いようであれば4枚目をとるのを1週間先延ばししてもいい、とのこと。

59日目 3枚目と4枚目のヒールをとる。ヒールなしのブーツだけ装着になる。

松葉づえを使って少しずつ歩く練習を開始。

73日目 整形外科医と電話

今週末にはブーツをとっていいから。2週間後に病院にきてね、とのこと。

J次郎はびっくりするばかり。だって、杖を買ってなんとか歩けるようになったばかり。

81日目。とうとうブーツをとる。

87日目。医者の診察。問題ないとのこと。これが最後の診察となる。

 

このころには私の負担もずいぶん軽くなっていった。初期のころは少しでも動かすと痛いので、私が体を洗ってやっていたが、

最低限の介添えで、ひとりでシャワーもできるようになった。

あとは定期的にフィジオセラピスト通いを続け、様子を見ながら毎日歩くようにして、少しずつ筋肉がついてくるのを待つばかり。半分の細さになってしまった脚が左右同じくらいの太さになるまで相当時間がかかることだろう。

 

7か月目。 歩くスピードは、早歩きはきついが、ほぼ普通の歩行速度であるけ、歩行者信号が点滅する前にわたり切れるようになった。海外出張も問題なくこなしている。

順調に回復できたのは、太ももの筋力を落とさないように太ももの筋トレを欠かさなかったのと、栄養にも気を使ったのが功を奏したようだ。フィジオセラピストにも褒められた。

いつかまたムエタイのクラスに参加できるのを夢みている。

 

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