2016年4月1日。気温9度。風が強く、今にも雨が降りそうな曇り空。
まずはおなじみカジノバスでトロントのダウンタウンからナイアガラへ。ホリデーインホテルの前からでる10時45分発のバスに乗る。料金はひとり8ドルに値上がりしていた。
12時半、ナイアガラのFalls View Casino着。
2012年8月8日(水)
午前11時にRIOをチェックアウト。
部屋は広くて快適だったが、もしまたラスベガスにくることがあったら、このホテルは選ばないとおもう。シャトルバスがあるのでストリップから多少離れていても問題ないとおもっていたが、このシャトルバス、不便だった。30分毎にくることになっているが、暑い中バスを待つのもしんどかったし、宿泊者の優先があるわけではなく、30分以上待たされることもあり、そのあげく乗れないこともあった。
荷物を預かってもらい、このホテルの有名なブッフェCARNIVAL WORLDへ。
TOTAL REWARDSのカードを提示して割引になった。さらに、3日と言われたのが5日目にしてようやくTOTAL REWARDSの10ドル分のクレジットが加算され、ふたりで20ドル割引になり、最終的に支払ったのはふたりで$19.44。11時過ぎだったのでほとんど待つことなく通された。
有名なブッフェだけあって、内容の充実ぶりはとにかくすごく、圧倒された。J次郎はBBQリブが気に入り、私はタイカレーを食べた。
その後はフラミンゴをみるため、FLAMINGOへ。本当にフラミンゴがいた。
のんびりずっとみていたかったけど、暑さに負け写真だけ忙しく収める。
反対側に渡って、CEASERS FORUM SHOPへ。モールの奥のほうにある噴水のショーを観る。
時間になると巨大な人形が現れる。人形が喋ってストーリー仕立てになっていて、台詞に合わせ霧や炎が吹き出るのだがどんなストーリーになっているのかJ次郎も私も良くわからなかった。
その後歩道橋を渡り、BELLAGIOのBOTANICAL GARDENへ。
メルヘンチックな癒される空間。
PARISへ行き、エッフェル塔へ登る。2FOR1の割引券が使えた。
期待を裏切らず見晴らしは素晴らしい。
ホテルの中はパリの街角。
PARRISと隣のRIOへのシャトルの発着所になっているBALLY’Sは中でつながっていて、ちょうど2つのホテルの境になっているところに、巨大なスロットがあった。J次郎はスロットが好きなので、迷わず1ドル投入。これだけ大きいと楽しくついついお金を投入してしまう。
あっという間に時が過ぎていく。ラスベガスではなにもかもが広く大きく何をするのにも時間がかかった。
RIOへ戻り、預けていた荷物をだしてもらって、2階にあるバーガーキングへ。ここはWIFI FREE。しかもパスワードも必要なく接続できる館内で唯一の場所。レモネードを買いエアポートシャトルの迎えの時間までメールチェック。
いつもは旅にでると、帰りたくないとおもうのだが、ふたりとも暑さに辟易し、人ごみに疲労し、帰れることにほっとしていた。
私は暑さで口内炎が複数でき、滞在中サンダルを履いていたのだが、踵は乾燥から深くヒビ割れたところが紫色に変色して歩くたびに痛かった。
どうやら私たちは、来る季節と時期を間違えたらしい。
飛行機を待ちながら、トロントに着くのが待ち遠しかった。
2012年8月7日(火)
IMPERIAL PALACEのEMPEROR’S BUFFETへ。11時に着くとすぐ通された。ここでも、TOTAL REWARDSのカードを提示すると割引価格になり、さらにTOTAL VEGAS COUPON BOOK の2for1のクーポンがあったので、二人で14ドル。ここは普通のブッフェだが、フライドチキンやチリビーンズなど、アメリカンっぽい料理がある。J次郎はチリビーンズが気に入ったよう。肉と卵を控え、乳製品と大豆を一切摂らないようにしている私にとって、もはや外食はきつくなってしまったのだが、ブッフェのいいところは、野菜とフルーツが好きなだけたっぷり食べられること。
おなかいっぱいになった後は、事前の下調べに大変お世話になったラスベガス大全に、無料券があったこともあり、せっかくなので同ホテル内にあるTHE AUTO COLLECTIONを覗いてみることに。
中は想定外に広かった。
特に車好きではないが、おもったより楽しくぶらぶらとみてまわった。
ここで車より気になったもの、それはZOLTAR⬇。
気になって仕方がなくなって、是非占ってもらおうとおもったらタイミング良く女のひとがお金を入れていて、後ろからみることができた。そのしゃべりに釘付け。
地味な女性バージョンも。
ここのホテルの良いところは寒すぎないところ。
シャトルでRIOへ戻り、プールで水に浸かり部屋でシエスタ。
FREMONT STREETへ行くため、夕方再びシャトルでHARRAH’Sまででる。
HARRAH’Sの目の前にバス停があり、チケットを買える券売機も設置されている。24時間乗り放題のチケットを購入。7ドル。
WYNNでエクスプレスに乗り換える。バス停でバスを待っていると、両替してほしいと声をかけられた。手にもっていたのは100ドル札。もちろんお断りしたが、このおじさま、怪しい匂いぷんぷん。スエーデンから来たと言っているが、外国語なまり一切なしのアメリカ英語を話し、無造作に束ねられた金髪の根元は黒く、プラダの紙袋を提げている。おそらくその100ドル札は、偽札であるとおもわれる。そもそも欧米人でプラダで買い物するようなひとはバスになど乗らないものである。断ったら、バスに乗ることもできないなんて、と忌々しそうに、吐き捨てるように言って離れて行った。
FREEMONT STREETに着いたのは7時近く。
J次郎と私はすぐにここが気に入った。レトロなアメリカの雰囲気が楽しい。来てよかった。
ほどなく頭上の電光掲示板のショーが始まった。
カジノで遊んだり、ストリートパフォーマンスをみたり、通りをぶらぶらして1時間ほど過ごした。
J次郎は大好きな映画、バックトゥーザフューチャーにでてくるホテルを発見して興奮していた。
この日の最高気温42度だった。
4日目へ続く。
2012年8月6日(月)
RIOからシャトルバスでHARRAH’Sへ。さすがに月曜の午前中だとバスも空いている。
HARRAH’SのFLAVORSへブッフェをたべに来たのだ。11時ちょっとすぎに着いたらすでに列ができていたものの、すぐに通される。
会計は前払いで、TOTAL REWARDSのカードを提示すると割引価格になり、さらにTOTAL VEGASの2for1のクーポンを使えたので二人で$18.37。
ここはブラジル料理のシェラスコがある。J次郎は肉の塊に心が弾んでいたが、見た目よりは美味しくなかった様子。それでもふたりともおなか一杯になった後は、隣のVENETIANへ移動。
ゴンドラの船頭達は老若男女いて、彼らに共通しているのは歌がうまいということ。歌声がよく響く。
広場にでると、楽しげなショーをしていた。
その後はMIRAGEへ移動し、植物園を見てからトラムに乗りT.Iを経由してFASHON SHOW MALLへ。
巨大なモールだった。アメリカはカナダより服でも何でも値段が安く設定されていて、最近の為替の事情プラス消費税を考慮すると同じメーカーだったらアメリカで買うほうがずっと安い。夏物最終処分の時期でもあったのでトロントで買うかどうか迷っていた服が安く買えるかも、という淡い期待を抱いてFCUKに入ったら、セール品の値段設定が全然安くない。トロントで買うのとさほど変わらない。
J次郎の同僚が、ラスベガスは物の値段が高い、といっていたのを思い出した。そういえば、同じチェーンのドラッグストアもニューヨークやサンフランシスコではもっと安かった印象がある。
ここでのお目当てはGNC。ハワイでゴールドカード会員になっていたので20%オフで買い物できた。買ったのはアトピー用にBIOTINの5000mcg。なぜかトロントでは最高1000mcgまでしかみつけられないでいたのだ。しかもアメリカで買ったようがずっと安い。
GNCの近くのアップルストア周辺ではネットに接続できた。いたるところに置かれているソファーで座ってメールチェック。この時点で相当歩いていたので疲れてしまって他の店を覗く気力もなく一旦ホテルへ戻る。
RIOに着いたのは5時過ぎていた。ここのプールは夕方になるとエリア全体が建物の陰になり、日焼けを気にせず過ごせ、暑さもだいぶ和らぐ。プールサイドでしばし休憩。
こうしてまたもやあっという間に夜になり、またストリップへ。
MIRAGEのショー、VOLCANOを観る。
炎が吹き出すと、暑い夜がさらに熱くなった。ショーはあっさり終わり、隣のTREASURE ISLANDへ。ここでもPLAYERS CARDを作る。ここでは最低でも10ドル分のクレジットがもらえ、カジノでも使えるのだ。
10時のショーを観るために外に出る。ここでも20分も前なのにすでにすごい人。
ラスベガスらしく、セクシーな格好をしたお姉さんたちのパイレーツのショー。花火があっがたり無料とは思えない迫力。
ショーが終わるとJ次郎お待ちかね、さっそくカジノで遊ぶが、私が疲れきって眠くてたまらなくなってしまい早々に切り上げてもらった。ホテルへ着いたのは12時を過ぎていた。
4日目へ続く。
2012年8月5日(日)
数時間とはいえ時差があり、朝5時半に目が覚めた。
10時の開店きっかりに再び昨日の飲茶の店へ行く。
たっぷり食べた後はプールへ。すでに息苦しくなるくらい暑い。プールの日陰になるスポットを確保し、水のなかで過ごした。なにせ外気が暑いので、水に浸かっているのが気持ちよかった。小一時間ほどプールで過ごした後は、グランドキャニオンへ。
午後1時50分。ホテルのフロントをでたところで待っていると、時間きっかりにバスが現れた。
J次郎はバスドライバーとスペイン語で会話が弾んでいた。車窓を楽しみながらLUXURに到着。もう一組の客が現れるまでバスを降りて写真を撮る。
その後はバスは飛行場へ。
広大な乾いた大地を1時間以上すすみ、小さな飛行場に到着。
チェックインを済ませ搭乗を待つ。
ほどなく名前が呼ばれ、歩いて15人乗りの⬇小型飛行機(赤いヘリコプターの後ろ)に乗り込む。
離陸のときはどうなるかとおもったが意外と平気だった。このときはまだ、そこらへんの遊園地の乗り物よりずっと楽しいとおもうぐらい余裕があった。
空からの眺めは最高だった。
フーバーダムもきれいに見えた。
湖の色の美しさに感動し、景色を堪能しているとグランドキャニオンにさしかかる。
壮大な絶景を真下に、飛行機にして本当に良かったとおもったはその10分後まで。
それからは、楽しかったフライトは苦痛に変わり、一刻も早く地上に降りたい気持ちでいっぱいだった。
1時間のフライトは予想以上に長かった。
特別乗り物に酔いやすいわけではないからと、どうやら甘くみていたようだ。何故おなかいっぱい飲茶を食べたのだろう、あのエビの揚げたの食べなければよかった、などと後悔で一杯だった。
それはJ次郎も同じだった。ふたりでぐったりとしてホテルに着いた。
部屋でゆっくり休んで回復したら、夜になり、再びストリップへ。
J次郎はPINK’Sで食べたかったホットドッグを食べた。たくさんの種類のホットッドックがあり、決められなくなったJ次郎はお店のお姉さんに人気アイテムを聞いてみた。そのなかからチリチーズドッグ$6.79を選んだ。
TOTAL VEGASのクーポンで10パーセントオフ。おいしいと大満足。
それから夜のサウスストリップを写真を撮りながら歩いた。
⬇BELLAGIOの噴水が見える。
3日目へ続く。
8月上旬、土曜の早朝に自宅をでて、ラスベガスに着いたのは午前11時。フライトはデルタ航空。
デルタ航空から誕生日にDELTA VACATIONで使える100ドルOFFのコードが送られてきたのがきっかで、初めてDELTA VACATIONを利用してみた。飛行機とホテルのセットをデルタ航空のウエブサイトから直接購入。
ラスベガスに着き、空港の外にでてから一番初めに目に留った、SHOW TIMEというシャトルバスのブースで往復チケットを買う。帰りのフライトの日時を聞かれたので教えると、その場で帰りの空港までのシャトルバスのチケットも発行してくれた。私たちの泊まるRIOは少し遠いらしく、料金は高めで往復一人17ドル。
指示された番号のところでシャトルバスがくるのを待つ。MCCARRAN空港はWIFIが無料で、建物の外とはいえ接続できたのでiPadでメールチェック。そのうちバスがきて、他に3組ほど乗客が集まったところでシャトルバスは空港を出発。午前11時55分。さっそく、外気の暑さには驚いた。完全に陰になっている、直射日光のあたらないところでバスを待っていたのだが、すごく暑い。そしてバスのなかはすごく寒く、さきほど脱いだばかりのカーディガンを羽織った。
土曜の午後。シャトルバスがストリップにさしかかると、大渋滞。全然進まない。このとき、シャトルバスは高いとおもっていたのが、シャトルバスにしてよかったと心底おもった。タクシーだったら、全然進まなくて、メーターだけが加算されていらいらしていたところだろう。
幸い時間はたっぷりあるので、車上から観光気分でストリップの様子や距離感が把握できた。予想どおり、私たちは最後にシャトルを降りた。空港はストリップに驚くほど近かったのに、だいぶ時間がかかった。12時30分、RIO ALL SUITE RESORT着。
チェックインにはすでに列ができていて列に並ぶ。午後1時、4時のチェックインのところアーリーチェックインさせてくれた。
部屋はALL SUITEというだけあって広々して快適だった。
⬇アメニティーはコンディショナーインシャンプーと石けん、ボディークリーム。
冷蔵庫は、有料の飲み物がぎっしり詰まった冷蔵庫と、空のものと二つある。この、飲み物が詰まった冷蔵庫は、表に注意書きがあって、動かすと料金が徴収されるようなことが書いてある。そんなわけないだろうとおもっていたが、実際は外見からは想像つかないほどハイテクな仕組みになっていて、要するに重さを感知するようになっているのだ。飲まなくても、手に取るだけでフロントには情報がいくようになっている。後にチェックアウトしたときに、動かしたでしょ?と聞かれ、びっくり。
専用のポッド⬇(家にあったサンプルでもらったものを持ってきていた)が必要。
個包装になっているだけあって味はおいしいのだが、これが有料。しかも3杯で8ドル。ストリップにあるWALLGREENでは12個で9ドルくらいで売っている。私はコーヒーはデカフェしか飲まないので、後にストリップのセブンイレブンでティーバッグを買い、ポッドをセットせずにお湯だけおとして紅茶を飲んでいた。
さて、荷物を置いたあとは、ホテル内を探検。
カジノフロアにもどり、プールを探すが広大なフロアは、週末のせいか人が多く、暗くてごちゃごちゃしていてどこに何があるのだか、従業員に聞いても全然わからない。
やっとプールにたどり着くと、それは驚愕の暑さだった。当初、ラスベガスに来たのは午後はのんびりプールで過ごすことを想定してて、ストリップから離れているものの砂浜があるRIOを選んだ。しかし、これでは、日陰にいても暑すぎてのんびり快適にプールサイドで本を読んだり、うたた寝などとてもではないができない(してるひともいたけど)。ラスベガスの夏の暑さを甘くみていたことに気づく。同じ暑さでも、海辺のそれとは全く違うのだった。
時計は2時を過ぎていて、気をとりなおし、ランチを食べようとホテルのホームページで調べておいたインド料理のレストランを探す。が、みつからない。コンシェルジュに聞いてみると、閉店してしまったと素っ気なく教えられる。
そしてしばらくどこで食べようかと再び広いカジノフロアをさまよい、新しくできた中華の店、KJ Dim Sum & Seafoodに入ってみた。広い店内は働くひとも客も皆中国人。まるで中国にきたかのよう。ワゴンでサービスされる飲茶をやっていて、おいしくてここは気に入った。
その後TOTAL REWARDSのカウンターでカードを作る。パスポートを見せ、用紙に記入するとその場で名前入りのカードを発行してくれる。これで、カジノで遊ぶとポイントもつくだけでなく、3日後にはホテル内のレストランで使える10ドル分のクレジットがもらえるのだ。
それからチェックインしたときにもらるはずだった、⬇TOTAL VEGAS COUPON BOOK
をフロントにもらいに行った。相変わらず列に並ぶ。
チェックインしたとき⬇のクーポンの冊子しかもらえなかったのだ。
これはあまり使えないが、TOTAL VEGAS COUPON BOOKはグランドキャニオンのツアーが半額になったりする予約時の特典の一つだったのだ。
そして一旦部屋にもどり休憩。J次郎爆睡。
7時近く、次の日の日曜のグランドキャニオンのツアーを予約しにカジノフロアの公衆電話へ。回線が悪いのか、何度も電話が切れてしまい根気よく何度もかけなおしやっと予約ができた。相当時間がかかった。
さらにシルクドソレイユのショー、O(オー)の予約を試みるも、やはり何度もかけなおした挙げ句、月曜から休演ですでにそれまでのチケットはソールドアウトだった。
長蛇の列のここのホテルのメインのブッフェレストランの前を通り過ぎ、ストリップへのシャトルバス乗り場へ。バスはなかなかこなかった。やっときたとおもったら、私たちは立って列に並んでいたのに後ろのほうで座って待っていた人たちが割り込み、私たちの直前の夫婦の前まででいっぱいになり、乗り切れず。
やっとストリップに着いたのは9時過ぎだった。何をするにも時間だけが無駄にすぎていくのを感じていた。
BALLY’Sでシャトルバスを降り、向かいのBILL’Sへ。
BILL’SはRIOとは違ってレトロな感じで小さいが、それでも広い。
PLAYERS CLUBのカウンターへ行き、パスポートを見せ、PLAYERS CARDを作ってもらう。カードを作ると、RIOを含むHARRAH’S系列のホテルのレストランで使える5ドル分のクレジットがもらえるのだ。このクレジットはすぐに加算された。とりあえず使えるレストランの一覧表をもらい、どこのレストランで使うか検討することにする。
BILL’SをでてMIRACLE MILE SHOPSまで歩く。ストリップはすごいひとだった。暑さは夜になっても暑いが、陽射しがないぶんまだ歩ける。MIRACLE MILE SHOPSは広く、かなり疲れていたのでABCマートにだけ寄って、スナックとビールを買う。
せっかくなので、J次郎はSIERRA NEVADAというビールを買ってみる。
その後ベラッジオで噴水ショーに圧倒され、BALLY’Sまでもどり、シャトルバスでホテルへ戻った。
ホテルに着いたのは11時半。
RIOの目玉のショーの最終回に間に合わなかった。
事前に調べた地球の歩き方のウエブサイトにはショーは木〜日となっていたので、この時点で、水曜の夜にラスベガスを発つ私たちは、滞在しているホテルの(地球の歩き方で)必見といわれている無料のショーを見逃したことはまだ知らなかった。
2日目へ続く。
ニューヨークでお世話になったのは、SPACE46(←クリック。日本語)というホテル。
↑ タイムズスクエアのすぐ近くというとても最高のロケーション。
私達が泊まったのはシャワー、トイレ共同のダブルの部屋で、二人一部屋で税込み70ドル。部屋はシンプルだが部屋にミニ冷蔵庫があったのは便利だった。
荷物を預かってもらいたかったので朝10時ころに着いたが、すでに前の人がチェックアウトしていたらしく、部屋を掃除してくれていて、着いてすぐにチェックインさせてくれた。
トイレとシャワーが共同で、大丈夫かな、とおもったが、結局滞在中一度も不便な思いはしなかった。
インターネットも無料だし、共同のキッチンとリビングがあり、電子レンジもあり、コーヒーやお茶も入れられる。必要なものは全て揃えられていて、長期で滞在しているひともいるようだった。
またニューヨークへ来ることがあったら、予約が取れたら次もここへ泊まるとおもう。
かなり前に飛行機を予約していたが、一ヶ月前になり、当日のフライトがキャンセルになり、変更を余儀なくされ、一日前に変更した。
当然ホテルも一日追加しなければいけなかったが、予約していたSPACE46はすでに満室だったので、一泊だけ姉妹店のほうの、Apartment hotel 51(←クリック。日本語)にお世話になった。
ここも非常に便利なロケーションで、歩いて10分ちょっとくらいでSPACE46に着いた。
↑ のようなカードが壁にかかっていて、マンハッタンのH&Mで12パーセントOFFで買い物できた。
ここはトイレ、シャワー共同で、二人でダブルの一部屋税込み80ドル。
部屋のなかにデスクトップのパソコンがあって、インターネットも無料なのでとても便利だった。
こちらも申し分なかったのだけれど、ただひとつだけ、正直に、とても残念だったのは、エアコンの音がうるさかったこと。この日は非常に蒸し暑い日で、エアコンを消すと熱くて眠れなくなり、エアコンをつけるとうるさくて眠れなくなり、ふたりともろくに眠れなかった。長時間のフライトではなかったので、イアープラグも用意していなかった。エアコンが必要でない季節だったらよかったのだが。
↑ Grand Central Terminal
ここに来た理由はふたつ。ひとつは歴史的建造物であるグランドセントラルターミナル、もうひとつは、チーズケーキ。
このホールから階段を降りると、階下はDining Concourse。フードコートになっている。
お目当ては、
↑ Juniour’sのチーズケーキ。
ショーケースにはおいしそうなチーズケーキが並んでいた。
私達の前にいたカップルの会話、
女「ねえ、何にする?ストロベリー?」
男「プレーンでいいんじゃないかな。」
女「どれにする?ストロベリーがいいいわよね?」
男「プレーンがいいとおもうけれど。」
女「そう?ストロベリーがいいでしょ?」
男「、、、。」
だったら最初から、ストロベリーにしてもいい?って聞けばいいのに。こういうひといるよなあ。
せっかくだからホールで、一番小さい6インチのRegularサイズのPlain Cheesecakeを買った。14.95ドル。
しっとり濃厚で、食べ応えがあり、おいしい。
ニューヨークに来たらぜひまた食べたいもののひとつになった。
ステタン島に行くフェリーは無料で乗れる。自由の女神を眺めながら25分で着く。
そして、フェリーを降りてS74のバスに乗り、40分。
着いたのは、Historic Richmond Town(←クリック)。
ようやく着いたとおもい進んでいくと、大きな音が聞こえてきた。この日は独立記念日だったので、打ち上げ花火の音だろうとおもっていると、
Tinsmith(ブリキ屋)↑ の裏庭↓
銃声だった。
あまりの大きな音にたまりかね、ブリキ屋の裏口から顔をだした女の子↑、
「いったい何してるの?どこに向かって撃ってるのよ!?人が住んでる家なのよ!」
「大丈夫だよ、誰もいないから、、、。」
↑ Courthouse(裁判所)内のギフトショップのカウンターで、ひとり5ドル払い、ステッカーをもらいぺたっと服に貼り付ける。これで、各建物のなかを見学できる。
↑ General Store。布や靴も売っていた。
こどものころNHKで、大草原の小さな家というテレビ番組を(母が率先して)みていた。そのなかで、たびたび登場する意地悪な店主の店を思い出した。
↑ 椅子を作っている。
↑ Blacksmith(かじ屋)。
↑ Museumもある。
↓ 1932年、4月18日(月)の新聞の記事
↑ Voorlezer(今でいう学校)
↑ 教科書がわりに使っていた。
当時は紙が貴重で値段も高かったため、持ち手のある木の板に、透明なプラスチックのようなものを貼り付け、間に紙のテキストを差し込んでいた。そのプラスチックのようなもの、とは、なんと牛の角をごく薄くスライスしたもの。
ついさっきまで高層ビルの立ち並ぶマンハッタンの喧騒のなかにいたのが嘘のように、緑の多いのどかで静かなところだった。
ごく小さな町なので、1時間もあればみてまわれるが、ピクニックエリアもあるので、ランチ持参で来て、時を忘れさせてくれるような雰囲気のなか、のんびりとすごすのもよかったとおもう。
個人的にこのような場所が好きなので、今回のニューヨーク観光のなかで一番きてよかったとおもったところだった。
ルーズベルト島からは地下鉄に乗って、買い食いを楽しむためブリーカーストリートへ。
ブリーカーストリートは、大通りではないがひっきりなしに2階建てのツアーバスが通る。
ブリーカーストリートの入り口、カーマインストリートににあるJoe’s Pizzaで、ショーケースのなかで一番おいしそうだったモッツアレラチーズのピザを選ぶ。1スライス買い、さらに半分に切ってもらい、店の前にある小さな公園でわけて食べた。薄めの生地で、トマトソースがフレッシュでおいしい。
↑ブリーカーストリートにあるFaicco’s。
老舗のイタリア食品店。
←ライスボール三種類、ひとつづつ買い、ふたりで分けた。
ホテルに持ってかえって温めたほうがよかったとおもった。
できればトースターやオーブンで温め、衣がかりっとしたところを食べるともっとおいしかったとおもう。
↑Bleecker’s Street Pizza
← フレッシュマッシュルームピザとプレーンピザを1スライスづつ買い、それぞれ半分にスライスしてもらいシェア。
お店のひとは親切だった。
ここは店内にテーブル席がある。この日は外のテーブルで食べた。
J次郎はここのピザが、私はJoe’s Pizzaのほうが気に入った。
↑Rocco’sイタリアンペイストリー。
↑ カノーリ。注文してからクリームを詰めてくれた。
初めて食べたが、このクリームがなんともいえずとってもおいしい。クリームはプレーンを頼んだが、チョコチップが入っていた。
↑ そしてJoe’s Pizzaの隣には好物のBeard Papa’s発見。
J次郎は初めて食べるビアードパパ。そのおいしさは衝撃的だったよう。
予定外に、次の日も買いに行ってしまった。
この日はチョコレート味のクリームも選べ、ひとつ買ってみたが、断然プレーンのクリームがおいしかった。