買ってもいいけど、簡単に手作りできて、おいしいものって結構ある。そして、その上買うより安上がりだったり、添加物が入ってないぶん健康的だったりしていいことづくし。
粗挽き粒マスタードはその代表格。
お店で売られいるディジョンの粒マスタードってとてもおいしいけど、実は簡単に手作りできるのだ。
マスタードシードから作るのだが、マスタードシードはカナダではスーパーで手軽に、安く手に入れることができる。
お店ではイエローマスタードシードとブラウンマスタードシードの2種類が手に入る。一袋1ドル以下で買える。
↑左がブラウンマスタードシードで、右がイエローマスタードシード。
ブラウンマスタードシードの割合が高くなればなるほど辛くなり、イエローマスタードシードの割合が高くなると辛さはマイルドに。
我が家ではカナダらしくメープル風味で作るのが定番。メープルシロップの量はお好みで。
メープルシロップは良く使うので1Lの特大サイズを買っている。上の写真はLoblawsで購入したもので1リットルで14ドルほど。特大サイズだが、グラムあたりでいえばどこの店よりも安い。容器はプラスチック。
サーモンバーガーやサーモンソーセージを食べるときはこの手作りマスタードにさらにメープルシロップを足してとろりとしたソースにしてかけるととてもおいしい。
材料;
マスタードシード 35g
酢 60g
メープルシロップ 小さじ1~お好みで
塩 小さじ1/2
ターメリック 小さじ1/2 (なくてもよい)
黒 こしょう少々
作り方;
マスタードシードと酢を一晩漬ける。
残りの材料をすべてマジックブレットに入れて混ぜる。すり鉢やミキサーでも。
3日寝かせてできあがり。
お酢は白ワインビネガーでつくると酸味がよりマイルドに。
今年のトロントは夏が早くやってきて、そして暑い。
そのおかげで、しそが春先早々にこぼれ種から芽をだし、ぐんぐんと成長して青々と茂っている。コンポストの肥料の恩恵もあり、うっかりしてると葉が手のひらサイズに大きくなってしまう。
千切りにして豆もやしのナムルに混ぜたり、サラダのトッピングにしたり、毎日せっせと消費しているものの、それでも収穫におわれている今日この頃。
そうまでしてしその消費にこだわっているのは、アトピーに効果があるからなのだ。
そうして、ネットで見つけたのが、ふりかけを作るアイデア。しそのふりかけといえば、赤じそが出回っているが、青じそでつくっても美味しかった。
材料はシンプル。
しその葉と、塩とエゴマだけ。
検索したレシピでは白ごまを使っているものがほとんどだったが、アトピー対策にはαリノレン酸を豊富に含むエゴマのほうがいいのだ。エゴマは韓国のスーパー、PAT で見つけた。それ以来、ゴマを使う料理にはエゴマを使うようになり、ナムルもごまあえもエゴマで作るようになった。ゴマで作るのと味はそれほど変わりはないが、香ばしさが加わって、私はゴマでつくるより好き。
作り方は、
しそを荒く刻み、塩をあえて数時間から一晩冷蔵庫のなかで放置する。
電子レンジでしっかりとぱりぱりになるまで乾燥させる。
マジックブレットに塩とエゴマを入れ、細かくする。
塩の量はお好みで。
乾燥させるとぐっとかさが減るので、大量消費できる。
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トロントは店先に様々なフルーツが並ぶ季節となった。毎朝朝食にはフルーツを食べているので選ぶのが楽しくなる。
先日はワンパウンドあたり1.99ドルのときにアプリコットを買った。
日本では生の杏ってほとんど食べた記憶がないが安かったのでたっぷり買った。
そして、食べた後の種から杏仁豆腐を作れるのを何かで読んで、一度ためしてみたいとおもっていたのでさっそく挑戦してみた。
種はしっかり乾いてからロブスターを食べるときに使う器具で割った。
すると中身はまるでアーモンド。ちなみにこれは食べるととても健康にいいらしい。
これを水にしばらく浸けると茶色の皮がつるっと向ける。
その後マジックブレットで水とよく撹拌し、漉すと、その白い液体はまさに杏仁豆腐の香り。
それを使って杏仁豆腐をつくるのだけれど、できた杏仁豆腐は自然な風味ですごくおいしかった。
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イースターの時期には、こんなかわいらしい形のチョコレートが店頭に並ぶ。
そして、クリスマスやハロウインの時と同様、イースターの次の日には一斉に値下がる。
今年は12日の日曜日がイースターサンデーで、次の日の月曜日にスーパーへ行ったら、案の定チョコレートが安くなっていたので、ホワイトチョコを買った。400グラムで1.14ドル。半額以下。
どちらかというとチョコはホワイトチョコのほうが好きな私は安かったせいもありおもわず4袋も買ってしまった。
チョコレートは日持ちがするので、お菓子作りに使うべくたくさん買ったのだ。これで気がねなくたっぷり使える。
そしてその次の週末、さっそく念願のホワイトチョコチーズケーキを作ってみた。カナダへ来てからどこかのレストランで食べ、ずっと作ってみたいと思っていた。
今回は少しでもカロリーを抑えるべく、95%低脂肪のクリームチーズと無脂肪のサワークリームを使った。
カナダでは、クリームチーズとサワークリームは脂肪分の低いものが手に入る。さらに高カロリーな砂糖のかわりにノンシュガー甘味料を使うと、低カロリーなデザートができる。
材料;
室温に戻しておいたクリームチーズ250グラム
ホワイトチョコレート100グラム 刻んで電子レンジで溶かす
卵2個
サワークリーム100グラム
コーンスターチ30グラム
スイートナー4袋、
ベーキングパウダー小さじ1杯
作り方;
卵、スイートナー、クリームチーズ、サワークリームをマジックブレットに入れて混ぜる。
ホワイトチョコレート100グラムも加えてさらに混ぜる。
コーンスターチ30グラムとベーキングパウダー小さじ1杯をさらに加えて混ぜる。
21cmのケーキ型に入れて、160度に余熱したオーブンで、天板に湯を張って湯煎で40分焼く、だけ。
冷蔵庫でよく冷やして食べるとおいしい。
使ったホワイトチョコは製菓用ではなくそのまま食べる用なので、こちらのチョコだけあってすごく甘い。そこでノンシュガー甘味料は4袋にしたが、それでも十分な甘さ。
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一部のショパーズドラッグマートの店舗では、卵も扱っている。そして、先週の土曜日から2週間卵を安売りしていて、1パックLサイズ12個入りのものが1.69ドルで買えた。
ちなみにカナダで卵を買うときは、いちいちパックをあけ、割れていないか確認する必要がある。ひとつひとつざっと指で軽く動かしてみて、もし動かなかったら底の方が割れてはりついているということになるのだ。
さて、そんな、卵が安いときにつくるもののひとつに、プリンがある。
プリンといえば、日本ではコンビ二でもおいしいプリンが手に入るが、ここ、カナダでは、おいしいプリンを食べたい、とおもったら、自分で作るほかないのだ。
しかし、NHKのためしてがってんなどでやっていた鍋で作る方法では、器が動いてカタカタといってしまい、スが入ってしまって、いまいちうまくできなかった。
蒸し器で蒸すとそれも防げるだろうけれど、面倒くさい。そのほか、オーブンや炊飯器、フライパン、電子レンジなど、いろいろな作り方があるようだが、我が家で重宝しているスロークッカーで簡単においしくできるのではないかとおもい、作ってみることにした。
スロークッカーで何回か試行錯誤を繰り返し、器、材料、分量、張る水の量という条件を同じにし、時間だけを変えてみる、という小学校の理科の夏休みの自由研究のようなことをして、最終的にとろけるようになめらかな究極のプリンが作れるようになった。
体重を気にする我が家ではダイエット仕様で、砂糖はスプレンダを使い、牛乳は無脂肪乳を使ってつくるが、それでもおいしい。誰かに食べてもらうときには10パーセントのクリームと、砂糖で。全卵を使う、とても簡単なレシピにもかかわらず、国籍問わずいつも大絶賛される。プリンのおいしさは、なめらかさがポイントなのだ。
材料; 250ccのマグカップ3個分
卵4個 Lサイズ
砂糖大さじ3(スプレンダ3袋)
バニラオイル小さじ1
10%クリーム 400cc (無脂肪乳)
メープルシロップ お好みで
作り方;
卵とスプレンダとバニラオイルをマジックブレットにセットし、軽く5秒くらいがーっと混ぜる。
別の器にあけて牛乳400ccと混ぜる。
マグカップに茶漉しをセットし、こしながら注いでいく。
アルミホイルなどでぴっちりふたをしたマグカップをスロークッカーに並べ、3リットルの水を張り、
Highにセットし、75分。
表面がゆるいゼリーのようにぷるんと波打って固まっていたらできあがり。
夏は75分だが、冬は80分かかる。
表面がまだ液状の場合は10分くらい延長する。10分経ってもまだ液状の場合はさらに10分、を繰り返す。
なめらに仕上げるコツは、決して固めすぎないこと。表面がやっとなんとか固まっているのが確認できたぐらいでいいのだ。
我が家ではカラメルではなく、私はメープルシロップを、J次郎ははちみつで食べるのがお気に入り。
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カナダでは、知名度も高く、我が家にもあるよ、というひとが意外と多いマジックブレットは、私が買ってよかったとおもうもののひとつ。我が家では使用頻度が高いため、キッチンの一番手に届きやすい、すぐだせるところに収納されている。コンパクトなのでいわゆる今どきのコンドの我が家の狭いキッチンでも場所をとらないところがいい。
日本ではよくテレビのCMでみてずっと気になっていたが、便利そうだなあ、あったらいいだろうなあ、と思う反面、使うかどうか確信がもてなかったため、買わずに躊躇していた。
そしてある日のこと、ダウンタウンのYongeStreetを歩いていたら、店頭に掲げられたマジックブレット大特価35ドルと書かれた張り紙が目に留まった。その店はYongeStreetによくある電気関係のものを中心にお土産などのこまごましたものを売っているが、一言で何屋というのかはよくわからない店。
調べてみたら、フルセットが35ドルというのは大変お買い得な値段だといういうことがわかり、数日後その店に戻り、購入。
そして調子よく使っていたが、購入してから1年を目前にして、本体が壊れてしまった。
まだ保障期間内だったので製造している会社に連絡をとったところ、
私の持っていたものはなんと偽造品だったということが判明!!もちろん修理は受け付けてくれなかった。
34ドルで1年近くたっぷり使ったのだからまあそれはいいとしても、マジックブレット自体は大変気に入って毎日のように使っていて、もはや我が家ではなくてはならない存在となっていた。それで、たくさんついてくる付属品はまだ全て問題なく使えたので新しく本体のみを購入ようと試みたが、どうやらそれは無理な様子。
その後ほどなくしてCanadianTireにて、シングルショットのタイプが売られているのをみつけすぐに購入。フルセットよりついてくる付属品が少なく、その分値段もリーズナブル。
使った感想については、付属の説明書に載っているレシピをまだ全てためしたわけではないが、これができます、と謳っていることが全てできるわけではなかった。まず、玉ねぎのみじんぎり。こつがあるのかもしれないが、いまいち。摩り下ろし状になってしまう。というわけで摩り下ろしは得意な作業で、大根おろしは簡単にできる。肉をひき肉にするのもいまいちだが、いわしのつみれをつくるにはいいのかも。
とはいえ、我が家では毎日大活躍。ベランダで育ち、大量に収穫できたバジルの葉でバジルペーストを作ったり、すりごまやパン粉はごまやパンがあれば必要な分だけすぐできるのでもはや買いおきする必要がなくなった。サラダのドレッシングや、焼肉のたれはもちろんのこと、ベランダでとれたしその葉を電子レンジで乾燥させ、自家製ふりかけをつくったり。自家製粒マスタードも簡単にできる(過去記事へ)。買ってもいいが、簡単にできて、手作りしたもののほうがおいしいものって結構あるが、マジックブレットは毎日の手作りを断然簡単にしてくれる強い味方なのだ。大好きなスムージーやフローズンカクテルが簡単にできるのもうれしい。
ここで便利なしょうがの冷凍術を紹介。
なかなか使い切れないしょうがはマジックブレットですりおろす。ジップロックに入れてなるべく薄く平らにしてから凍らせておくと、使いたいときにぱきっと折って使えてとても便利。おろし金で自分ですりおろすより労力も時間も少なくてすみずっと簡単。
詳細>>>マジックブレット デラックス(公式サイト)