KLM

15 years ago

事前に調べたところ、KLMはなかなか評判がよかったが、実際に乗ってみて、納得できた。

アムステルダム行きの機内で私の席のあたりの担当だった男性のフライトアテンダントは、きびきびと働き、礼儀正しかった。

食事のとき、私の隣に座った初老の女性の、チキンに添えられたブロッコリーをさして、私これ嫌いなんだけど、という訴えに対し、横柄な態度をとることなく、トレイより取り除いてあげていた。

食事はおいしかったし、添えられるパンもあたためられて、別に配られた。ちなみに4ヶ月前に乗ったエアフランスでは個包装された冷やされ硬くなったパンが出された。

アムステルダムに着き、飛行機を降りたところで、職員がブルーの冊子のようなものを配っていた。

Please accept our apologies と表に書かれた薄い冊子を開くと、空港より無料で5分間通話可能なコーリングカードと、3種類よりひとつ選べるクーポンがついていた。

空港内での10ユーロ分の食事か、FlyingBlueもしくはWorldPerksの2000マイルか、飛行機内でのショッピングが15ユーロ割引になるというものだった。私はすでにお金を払って食事を済ませてしまっていたので、ワールドパークスの2000マイルを選んだ。ただ、フランスまで郵送しなければならないらしい。

さらに、KLMかエアフランスか、ノースウエストの次回航空券購入時に使える50ユーロ割引券もついていた。2011年の1月まで有効で、来年早々に日本に帰国するつもりなので、ぜひ利用しようとおもう。

きっとアンケートかなにかかとおもったのだろう、もらってすぐにごみ箱に捨ててしまっていたひともいたが、これはとてもお得である。以前エアフランスで旅行したとき、飛行機が遅れ、乗り継ぎにまにあわず、パリに一泊することになったが、遅れることを連絡するのに、ひと苦労だったことがあった。そういうことまで想定してコーリングカードをくれるのはありがたい。

アムステルダムからインドのハイデラバードまでは各席にスクリーンがあり、オンデマンドで、映画が楽しめた。日本語で吹き替えされている映画もたくさんあり、全てみることはできなかった。

長時間での飛行機の旅行はあまり好きではないのだが、今回は帰国するときが楽しみである。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ