2月18日にランディングをして、今日、PRカードが届いた。普通郵便で、郵便受けに入っていた。ランディングをした日より、3週間もたっていない。
4週間から6週間と聞いていたので、意外に早く届いたことに驚いたが、なにより、実際PRカードが手元にとどくまでは気が抜けなかったので、一安心できた。これで自由に海外旅行が楽しめる。
写真は、申請時に提出した写真がそのまま使われていた。
移民申請するとき、写真をたくさん提出する必要がある。それだけの数提出するとなると結構高くついてしまう。
そこで私は、写真屋のようなところで証明写真を取り2枚だけもらい、ダラーショップで写真用紙を買い、自宅のCanonのコピーもできるカラープリンターで証明写真を必要な枚数コピーしたものを提出した。
この時点で、そんなもの受け付けてくれないに決まっている、というJ次郎とはもめた。
私は、裏に写真屋の日付入りじゃないとだめだとは書いていないし、家庭用だが比較的高性能のプリンターで、画質を比べても証明写真とかわりないので、もしだめだったらCICがその旨を伝えてきて、再度送りなおすだけだから大丈夫だと言い張った。
一度提出したあと、CICからは、写真が足りないので追加で数枚送るように要請があり、やはり自分でコピーしたものを送った。
結局その後写真の質については問われず、パスポートと一緒に書類一式が戻ってきたときには、追加で送るように要請したわりには余ったようで、写真も2、3枚返ってきた。
そのプリンターはCanonのPixma MP610という機種で、2007年のボクシングデーに、BestBuyにて149ドルで買ったもの。
その後私の移民申請の書類の用意と、J次郎のオンライン大学の課題の提出にと、大活躍している。我が家で、買ってよかった、とおもうもののひとつだ。

チャイナタウンで、マンゴーを箱で買った。
チャイナタウンでは、野菜や果物が安く買える。普段行くカナダのスーパーでは手に入らない野菜類も手にはいるので、便利であるが、よく見極めて買わないといけない。
以前、プラムを選んでいたら、私の隣で選んでいたおばちゃんが、その場でがぶりとかじりついて味を確かめたあと、なんとその食べたプラムを戻し、何事もなかったように別のものを袋に入れて買っていった。戻されたプラムには、おばちゃんのかじりついたあとが残っていた。
また、私はチャイナタウンでは買わないと決めているものがある。
それは、皮を向かないと中身がわからない類のもので、手にとってみた感触や重さ、見た目はつやっとしていて、これなら、と選んで買って帰ってはみたものの、実際には腐っていたり痛んでいたりで、食べられない。
マンゴーもそのひとつに入っていて、たとえば3つで2ドル、などと非常に安い印象を受けて買ってみたら、そのうち2個はだめで、それなら、カナダのスーパーで買っても値段的には同じ、もしくは安いといったことが結構あった。
ちなみに、アボカドとパイナップル、栗も絶対にもう買わないと決めている。
普段はどんなに安くても買わないマンゴーだったが、マンゴー大好きなJ次郎が箱入りをみつけ、食べたいと言い出し、少し迷ったが、いつも買って後悔していたのは、赤と緑の色のマンゴーだったし、箱にしっかりおさまっていて、まだ新鮮に見えたので、思い切って買ってみることにした。
メキシコ産で、数えてみると16個入っていて、値段は9ドル弱。
翌日の朝、朝食に1個食べてみた。
皮をむくと鮮やかな黄色で、味はややすっぱかったがおいしかった。
さて、今回は16個中何個食べられるのだろうか。

今日のランチにはエンパナダスを食べた。
エンパナダスは中南米の料理で、J次郎母が差し入れてくれた。J次郎一家は大好きで、J次郎実家にいくと良く出される。
じゃがいもとひき肉を包んであげてあるもので、ちょうど中身はコロッケの具をたべているみたい。オーブンで軽くあたためなおして食べた。サルサソースをつけて食べるが、なにもつけなくてもわたしにはおいしい。
このエンパナダスは、コリアンタウンにある中南米の食品を扱っている店で買える。1個1ドルちょっととのこと。
J次郎母の知り合いが経営している店で、J次郎母はここでよくラテンアメリカン食品を調達している。
お店の名前は、Mario’s Latin Video。元は中南米のビデオを扱うレンタルビデオが中心の店だったらしい。そして、そもそも、今はコリアンタウンとして有名なエリアだが、その前はラテンアメリカンの店が立ち並ぶエリアだったらしい。
Mario’s Latin Video
616 Bloor Street West.
1週間経過した。
椎茸はでてこなかった。芽らしきものがでる気配すらない。
そこで、かなりの時間を費やして調べたところ、私が購入したような丸太のものは、どうやらそんなことはよくあるらしい。
一緒に送られてきた説明書はごく簡単なものだったが、椎茸の発生自体はなかなか複雑な条件が必要だった。
特に私がはじめた冬という時期は、我が家のような機密性の高いアパート(日本でいうマンション)で育てる場合、室内は乾燥していて、一日のうちの昼夜の気温差も少なく、かといって水をあげすぎると菌が窒息したり、保湿のためビニールで覆うと気温が高いためカビが発生しやすい、という難しい時期だった。
それでも植えつけられた菌が元気だったら生えてくるらしいのだが。
そしてそもそも椎茸は春と秋に発生するらしい。
もう半ばあきらめているところもあるが、もしかしたら、という淡い望みをかけ、昨日から気温がぐっとあがり、湿度も高くなったのを機に、外にだしてみることにした。
いつもはじとっとした春先の雨の日は苦手なのだが、今年に限っては、そんな椎茸の生育にもっとも好ましい気候が楽しみで待ち遠しい。
~後日談~
しいたけの発生どころかかびがはえはじめてしまい、断念。残念な結果におわってしまった。いつか一戸建てに住むようなことがあれば屋外で是非またためしてみたい、とはおもう。
今日J次郎は面接へ行ってきた。
カナダでは一般的に転職を重ねていく場合が多い。J次郎も日ごろ求人をチェックしていて、今回、これは、というのに履歴書を送ったところ、面接の連絡がきた。
J次郎の職場の上司にあたるSさんも、エージェントに自身の履歴書を登録してあり、たまにエージェントから紹介の連絡がきている。
さて、今は不況のあおりを受け、解雇されてしまうひとが多い。J次郎の友達であり、元職場の同僚のM君も、解雇されてしまい、仕事を探していた。
そこで、M君のこともよく知るSさんが、彼女あてにエージェントより連絡がきた仕事を、M君に紹介した。
結果、M君はその仕事にめでたく採用となった。
ところが、仕事初日、案内されたのは地下にある部屋で、デスクとPCだけが並べられ、すでに数人の人たちが働いていた。
なんと、その仕事といのは、いわゆる、スパムメールを送るという胡散臭い仕事だった。
もちろん、最初Sさんにエージェントより仕事の紹介があったときと、M君が実際に面接をうけたときの話は、きちんとしたIT系の仕事だった。
そして、アメリカの企業として登録してあるためだとかなんとかの理由で、本来払われるべきものも払われないという。
怒ったのはSさんだった。彼女は、良い仕事についている。もし彼女が今の仕事をきっぱりやめて、転職していたら…。
J次郎は、重役との二次面接までいったが、結果はどうなるかわからない。しかし、もし今回採用されなくても、面接までこぎつけた彼の履歴書が通用することがわかったし、場数を踏む、という面でも次に活かせる良い経験をつめたのではないかとおもう。
OHIPの申請にあたって、FIDOの請求書が必要になったが、2ヶ月前に、オンラインでの請求に切り替えたばかりだった。それからは自宅に請求書は送られてきていない。
ところが、事態は意外な方向へ。
切り替えて以来、みられるはずのオンラインでの請求書が見れていなかった。アクセスできるまでに数週間かかる場合もあるとのことで、気長に待っていた。
その間は、クレジットカード払いにしているため、クレジットカード会社からの請求額で毎月のFIDOの請求額をチェックしていた。
それが、請求書がみれていない状態が2ヶ月続き、そしてその2ヶ月の請求金額がいつもより多い。
J次郎はFIDOに電話をかけてみた。
1ヶ月以上も請求書が見れないのはおかしく、何かの間違いで、アクセスできなくなっているらしかった。一旦アカウントを取り消したり再手続きしたりを繰り返したが、見れるようになるまで、なかなかアクセスできなかった。
そして、請求金額が多かったのは、なんと、携帯電話から、WEBでのアクセスサービスに申し込んでいたことがわかった。もちろん私もJ次郎も申し込んでいない。
それに、肝心のWEBでのサービスはおろか、請求書までもみれていなかったわけだから、すぐにサービスをキャンセルし、1ヶ月分のそのサービスの請求は返金してもらることになったが、2か月分は無理とのことだった。
調べてもらうと、間違いなく、1月7日に携帯から申し込みがされているとのことだった。
どうやら、それを申し込むには、非常に簡単に申し込みできるようになっているらしく、ポケットやバッグの入れておいた携帯が、何かの弾みでキーが押され、WEBのアクセスにいくとすぐに申し込みの画面になり、さらに別のキーをどこでもプッシュするとYESになり、申し込みが完了してしまうらしかった。
ここまで電話で話しをすすめて、すでに延々と1時間がたっていた。
しかしここで、話がついたとおもい安心していたら、いけない。
本当にやり取りが行われたとおりになるか、きちんと気をつけていないといけないのである。
今朝はOHIPの申請に行った。
3月に入ったが寒さは厳しく、歩いて2、3分もすると寒さで頬が痛くなった。
College Parkのなかに去年新しくできたServiceOntarioはcollege駅から直結していて便利である。
朝8時半から開いていて、8時40分ころ着くとすでに人々が席に座って順番を待っていた。
受付の女性に、OHIPの申請に来た旨を告げ、用意してきた書類を見せた。
彼女は、あまり興味もないといった様子で、ぶっきらぼうに、言葉少なに、書類に不備があることを伝えた。
ランディングのときにもらった、OHIPの申請時に必要なリストは項目が3つあり、私は2番目の、住所を証明する書類に問題があった。
FIDOの請求書を持っていったが、日付が古いという。私がランディングした日より後の日付のものでないとだめだという。そんなこともらったリストのガイドには一言も書いていないけれど。
念のためもっていってみたアパートの契約の時の書類のコピーに関しては、一言、コピーだからだめ、とのこと。
一旦引き下がり、もう一度よくリストのなかの受理される書類の例を読んでみる。
免許を持っていない私には、FIDOの請求書か、アパートの契約書しかないようだった。
そこで、J次郎と意見が食い違う。このアパートの契約書の日付は2年前だから、これもだめに違いない、という。確かにそうなるはずだけれど、、、。
FIDOの請求書は2ヶ月前からオンラインでの請求書に変更してしまったばかりだったので、ふたたび、アパートの契約書について先ほどの受付の女性のところへ聞きに行った。私を見ると、怪訝そうな表情が顔にあらわれた。
私「さっきはこれがコピーだからだめって言ったけれど、コピーではなくオリジナルだったらこれでも大丈夫なの?」
彼女はそこではじめてその契約書に目をとおした。
彼女「いや、これではだめ。これはRentalApplicationで、RentalAgreetmentではないとだめ。」
久々に、疲れるお役所仕事のひとにあたってしまった。
私「じゃあ、この書類がだめな理由というのは、コピーだから、ではなく、Rental Agreetmentではないから、ということでしょ?」
彼女「Rental Applicationは受け付けられないし、それにまた、その書類はコピーなのだから受け付けられない」
私「…」
リストに載っている書類の詳細について、さらに他に聞きたいこともあったが、こういうひとに質問しても、的確な情報は望めない。
FIDOの請求書を用意すべく、家路へ着いた。
実際にOHIPがもらえるのは、ランディングしてから3ヶ月の待機期間が必要なので、時間はあるのだが、この調子では、なんだか次回行ったときも受け付けてもらえないかもしれないので、早めに行っておいてよかったとおもった。
その後2ですっかり終わったとおもっていたら、その後のその後があった。
2週間ののち、帰宅してみると、アパートの備え付けのコインランドリーの洗濯機の会社から、さらに別にもう一枚カードが届いていた。すでに、残っていた金額もしっかりチャージされたカードを受け取っていたのに。
そしてそのカードにも同じ金額がチャージされていた。
ありがたく頂戴することにした。
このようなことはカナダでは頻繁に起こる。
去年の夏には、J次郎はクレジットカードを新しく作った。家族用カードとして、私の名前の刻まれたカードも申請してくれたのだが、何回電話して訂正しても希望とおりのオプションのカードが届かず最終的には4枚づつ、計8枚手元に届いた。
また、最近は、電話会社のBELLより、初回の貸し出したキットのお金を払うように請求書がきた。
我が家ではBELLとは一切契約したことがない。宛名も、住人であるJ次郎や私宛でも、また前の住人宛でもなく、ただ、住所と部屋番号のみ記載されている。
これに関しては、私たちの名前がどこにも載っていないこともあり、無視して放っておくことにしたが。

日本から戻ると、Winterliciousが延長されていたことを知った。
せっかくだからどこかもう一軒行こうということになり、ざっとメニューをチェックして決めたのが、Cafe Calfornia。ディナーで25ドルという手ごろな値段で、J次郎が好きなゴートチーズとステーキがメニューに入っていたから。
前日よりぐっと気温が下がり、寒い日になった。二月最後の日、私たちはレストランへ行った。
Wellesley×Churchから南へ向かってすぐ、隣はアイスクリームのBaskinrobbins。
予約した6時に店に入るとまだ席は埋まっていなくて、迎えてくれたウエイターが、好きな席選んでいいよ、と言ってくれた。どうしようか、とJ次郎と顔を見合わせると、彼は自分が一番気に入っている席だという窓際のコーナーになっている席を勧めてくれた。
前菜にはふたりともゴートチーズを選ぶ。
火を通してあるりんごの輪切りの上にゴートチーズがたっぷりと乗り、さらにフルーツのコンポートがかかっている。柔らかめにトーストされたパンが添えられていて、甘めだがボリュームたっぷりでおいしい前菜。
メインはJ次郎はステーキを、私は魚を選んだ。
白身魚にはアーティーチョークが乗り、オリーブやトマトの混じるサフラン色のソースがたっぷりとかけられていた。とてもおいしかった。バスマティライスと付け合せの野菜ですごいボリュームだった。
J次郎のステーキも、ブランデーベースのソースがたっぷりとかけられ、おいしかった。野菜の付け合せの他に冷凍ものではないフライドポテトがたっぷりと添えられ、やはりすごいボリュームになっていた。
もうおなかいっぱいだったが、デザートはレモンタルトかクレームブリュレを選べると聞いて、ふたりともレモンタルトを選んだ。レモンタルトはJ次郎の好物なのだ。
薄いレモンタルトは、あっさりめで食べやすくおいしかった。センスの良い味だった。
ベースがフランス料理のようなそうでないような、出される料理のテイストから、ここのシェフはどんな経歴の持ち主なんだろうなどと思いをめぐらしていたら、支払いのときにもらったお知らせをみて納得。The Spanish Festelivalなるものが催されるらしい。
なるほど、確かに、ゴートチーズ、オリーブにサフラン、トマトにブランデーソース、という、地中海の香りのする、スペインがべースの料理だった。
店の雰囲気もよく、入り口から比較的近い席に座っていたが、地元の常連が多いらしくウエイターは来る客を名前で呼んで出迎えて、挨拶を交わしていた。気がつくとすぐ後ろのほうはテーブルが3つくらいぴったりとつけられ、70も後半とおもわれるくらいの男女のお年寄りのまるで合コンのような10人くらいのグループで、楽しそうに食事していた。
デザートの後はマグカップにたっぷり注がれたコーヒーをゆっくりと飲み、楽しいひとときが過ごせた。
そして、3月中の、ギターとフラメンコのライブショーが開催される日に、都合がつけば再度予約を入れてみようかな、ということになった。
Cafe California
538 Church Street, Toronto
また来たい度★★★★☆
先週ランディングを済ませたので、SINカードの再申請をするべくCityHallへ行った。
朝8時半に着くと、受付番号は001番。一番乗りだったが、スタッフがまだ用意できていないのか、少し待つ。ほどなく番号を呼ばれて、指示されたカウンターへ行く。
席へ着くと、プライバシーがどうのこうのということが書かれたカードをよく読むように言われる。
パスポートを見せ、あらかじめ記入しておいた、ランディングしたときにもらった申請用紙の名前と住所の確認をし、ワーホリのときに取得していたSINカードを返し、新たなSINカードの番号が交付される。
10業務日で送られてくるとのことだから、2週間もあれば自宅に届くことだろう。
受付には、ServiceCanadaの下に、ServiceOntarioとも表示されていたので、ついでにOHIPの申請も済ませてしまおうとおもったが、ServiceOntarioは別の場所だと言われた。
これで今年のJ次郎との合算のTAXリターンにも新しい番号でできる。
そして働くこともできることになった。
働きたいかどうかは別として。