
トロントのダウンタウンUnion駅より、春から秋にかけて、VaughanMillsMallへの無料シャトルバスが運行している。
上の写真の、VIAと書かれた青い看板から一番近い入り口よりUnion駅へ入ると、GreatHallという角にHarvey’sのある広いホールにでる。そこの、黄色い地にCityTours;NiagaraFalls;AttractionsDeskと書かれたツアーデスクへ行き、バスの予約をし、リストバンドをもらう。このリストバンドがないと帰りのバスにも乗れない。

そして外へでて待っているとバス↑が来るので、リストバンドを見せて乗る。
バスは一日2便で、10時出発→2時、13時出発→17時の帰りの時間になる。
行きも帰りも40分で着いたので、滞在時間は3時間ちょっとになるが、私達にはちょうどいい時間だった。入っている店はイートンセンターとほとんど変わらない、カナダでは馴染みの店ばかりだが、各店ごとの広さはイートンセンターより広いかも。そして、アウトレットショップが混じっている。イートンセンターと違いアバクロとホリスターは入っていない。
アウトレットに関しては、個人的にはHugoBossとMissSixtyがよかった。Lacosteも好きなひとにはいいとおもう。
TommyHilfigerのアウトレットショップは、世界で一番大きいと記されている。広いことは広いが、アウトレット向けの製品なのか?と思わせるような質のものばかりで、あまりおもしろくなかった。
↓フードコート。KFCやSUBWAYはあるがマクドナルドはない。

無料シャトルは5月23日より始まったばかりのサービスで、私たちは行ったことがなかったのでこの機会に行ってみようとおもっただけで、特に買い物が目当てではなかったが、しっかり買い物してしまった。
この日は平日だったので、バスもモールも空いていて、ゆったり買い物できた。
個人的には入っているブランドの傾向がイートンセンターより好きなので、また利用するだろう。
日曜の夕方4時ころ、私は自転車でイートンセンターの裏手の道を走っていて、教会がある、TrinitySquareという広場にさしかかる手前だった。
前方に黒いリンカーンが見えた。そこからTrinitySquareへは車進入禁止になっているので、多くの車はUターンしていた。ところが、その車はUターンするのか、ビルの駐車場に入っていくのか、もしくは同乗者を降ろすために一時駐車したいのか、動きがつかめないでいたので少し離れたところで止まって待っていたのだが、車が止まったので私は再びゆっくりと自転車を走らせた。
そこで、後ろからJ次郎が叫ぶのが聞こえた。その瞬間、バックしてきたリンカーンは私に当たった。当たってからも押してきた。私は自転車ごと押された格好になり、自転車が倒れるのと同時に自分は離れた。
そして車は向きを変え、発進した。そのとき近くでたまたま目撃していた女性が、「彼謝りもしないわけ!?」と叫んだので、私は自分に何が起こったか飲み込めた。
幸い私は無傷で痛みひとつなかったので、私は車の後を追い、先ほどの女性の言葉に答えるように、「No, he did’nt! 警察を呼ばなきゃ!」と車に向かって叫び、車のナンバープレートを大声で読み上げた。
J次郎が警察に電話してくれた。
するとやっとドライバーが降りてきた。
彼と話して驚いたのが、彼は私に車をぶつけたことを知らなかった様子。
彼曰く、バックするときセンサーが鳴らなかったから、大丈夫だと思った、とのこと。
私は耳を疑った。要するに、彼は、ミラーなり振り向くなり、自分自身で後ろを確認していなかったのだ。
そして、ドライバーは私に怪我はないか聞き、自転車も無事だと確認すると、笑顔で、何度も、Sorry,Sorryと言い、自分は急いでいたんだ、と言い訳した。
どうやら彼はインド人らしく、J次郎を同郷とおもったのか、わかってくれるだろう?兄弟、などと親しげ。(注;J次郎はインド人に間違えられるがインド人ではない。)
さらに、わかったよ、君達は何が望みなんだ、などと聞いてくる始末。
そして、極めつけが、私が、自分のしたことわかってるの?というと、僕の何が悪かったの?と聞いてきたのだ。
私はあっけにとられたが、そこでJ次郎が切れてしまい、Fワードを交えて、君の車が彼女を轢いたんだぞ!!と言うと、急に顔色を変え、君はそんな風に自分に対して話すべきではない、言葉に気をつけろ、と言い出し逆切れ。自分は警察を呼ぶ、と言う。
自分は100件ものこういうケースを知っているんだからな、と怒鳴り、私達から離れ車のほうへ戻り、電話し始めた。憎々しげに私たちをにらみつけながら、吸っていたタバコの吸殻を投げ捨てた。
J次郎が警察に電話してから約30分後、車体に黒字でPOLICEと書かれた紺色の車が到着。ずいぶん長い間待った気がした。私の体は全くの無傷で何も問題ないし、非常事態ではないので、サイレンを鳴らしてやってくるわけではないのだ。
若い男とベテランらしい警察官が降りてきて、ベテランのほうが、私に何が起こったかを質問した。
私は、彼の車が自分に当たったこと、自分は全く無傷だし、自転車も何も問題ないが、一番問題なのは、彼が間違ったことを犯したという自覚が全然ないことで、彼はまた繰り返すとおもうし、私は警察に報告するべきだとおもった、と告げた。
そして紙に自分の名前といきさつを書き、J次郎も証人として別の紙に記入した。
ベテランの警察官は、J次郎と世間話などをずっと話していた。
私達が刑務所のDon Jailを見学するのに4時間待ったことを話すと、目を丸くした。最近の刑務所はバスケットコートやテニスコートも備えられているんだよ、と教えてくれた。
そして、若いほうの警察官が書き上げた書類をもらった。
その書類には、担当してくれた警察官の名前と、ドライバーの名前と住所、彼の保険の番号が記されていた。後日もしこのことが原因で私の体に不調がきたした場合、私はその保険会社に連絡できるのだ。
ちなみに、警察官によると、このような場合もし車と私が直接接触していなくても、車をよけようとして私が怪我をしたら、車の方に保障する義務があるとのことだった。
そのドライバーがこの件に対して不服な場合、彼は控訴できるらしい。ドライバーは私達のアパートからそう遠くはないところに住んでいた。
彼にしてみれば、センサーが鳴らなかったんだから仕方ないし、私も自転車も無事なのだから何も問題はないのにもかかわらず、いちゃもんをつけてきた奴らぐらいにおもっているのではないかとおもう。
警察官も言っていたが、私が無傷だったのは運がよかっただけなのだ。もし私が車椅子の年寄りだったり、お腹の大きい妊婦だったり、もっとスピードをだしていて、ちょっと街路樹の位置がずれていたら、無傷ではすまなかったかもしれないのだ。
彼が以後はきちんと後ろを確認し、今後は二度とこのようなことが起こらないことを願うばかりだ。

日曜日の朝9時半に着くとすでに長打の列だった。ほどなくして、人数を数えている係りのひとが、4時間待ちだと教えてくれた。
刑務所という特殊な建物なので、防災のための非常口が少ない関係上、一度に限られた人数しか建物内に入ることができないそう。
そして、結局4時間待った。
並び始めてしばらくして私たちの後方では列が締め切られ、11時近くに来たひとはもう並ぶことさえできなかった様子。

Donjailは、1862年から1865年にかけて建てられた。
1977年に閉められたときには多すぎる囚人と時代遅れの刑務所だったが、当初は、進歩的な施設で、囚人の為の宮殿と呼ばれ、豪華すぎると非難を浴びた。

↑の入り口から入ったところ↓ トムクルーズの映画Cocktailの撮影に使われた場所でもある。
天井部は採光のため吹き抜けになっている。

↓蛇(serpent)は悪事を、ドラゴンは番人をあらわしているそう。

↓刑務所長が家族(娘含む)とともに暮らしていた部屋。一家で建物内に住んでいた。

↓死刑囚の独房。トイレと洗面台が設けられていた。

1951年と1952年にBoydというギャングの脱走があった。一回目は、義足に隠したのこぎりを使って、下↓の窓から抜け出した。そのため、この窓の鉄格子は3重になっている。二回目は、鍵を石鹸におしつけて型をとり、その石鹸につけられた跡より複製した鍵をつかって脱走した。

食事にはDonRiver(近くの川)で捕られた鮭がしばしば供された。
女性や子供の囚人もいて、女性には料理や編み物、洋裁を、男性には農業が教えられた。

↓横幅1メートルもないくらい狭い場所に囚人3人が収容され、3段のハンモックで寝ていた。

↓建物内の、絞首刑の場所。縄を切って吊るされた死体を下に落とした。

↑の天井部↓。縄を吊るしていた部分。

↓建物の正面。扉の上部の顔の彫刻は、Father Timeと呼ばれる時の象徴。
もうすぐ刑務所は取り壊され病院になるが、歴史的建造物としての外観は残して建設が進められるそう。

↓出所した囚人たちは、壁に自分の名前を刻んだ。

↓名前とともに、1958年と記されている。

Don Jailでは、34人が処刑された。カナダで最後に処刑が行われたのは1962年のこと。
↓ちょうどこの赤いテントの場所で絞首刑が行われた。

↓左の新しい建物は、裁判などで判決が下されるまで収監される建物。
2年前この建物を建設する際、処刑された17人の遺骨が発見された。それらの遺骨はSt.James墓地に移された。

無料で見学できたのはこの2日間のみだったが、しばらくの間は入場料を払えば見学できるらしい。
詳細は↑をクリック。

↑ BaskinRobbinsのSoftServe。
今日、明日の2日間はトロントのDoors Open Daysというイベント。
普段は一般開放していなかったり、入場料をとっている施設が無料で見学できるというもの。
この機会に、と毎年張り切ってトロント市内をまわっている。
今日は、King×Churchにある今年が初参加というAlbanyClubというところへ行ってみた。
が、3時すぎについたときにはすでに長蛇の列だった。明日の日曜日は開かないのでそれでも列に並んだが、整理券が配られはじめ、なんと私達の順番に到達する前で終わってしまった。
仕方がない。来年に期待する。
そして、BaskinRobbinsへ行ってソフトクリームを食べた。
明日の24日まで、スモールサイズかレギュラーサイズが、98セントなのだ。
いつも行くYonge×DundasのTorontoLifeSquareの地階にある店へ行ったら、ソフトクリームは扱っていないとのことで、イートンセンターにある店まで行って、スモールサイズをオーダー。この日も良い天気で、ソフトクリームがおいしかった。
そして、マクドナルドでは、8月23日まで、どのサイズのソフトドリンクも、1ドルになるそう。
ダウンタウンを歩いているとマクドナルドは大抵すぐにみつけることができるので、これからの暑い季節に、喉が渇いたときに自販機かわりに使えて便利そう。
トロントは昨日に続き、今日も夏日。明日からはまた春に戻るみたいだが、しばらくは晴れる日が続くらしいのでうれしい限り。
夏の食べ物といえばアイスクリーム。我が家では冬も食べるけれど。
でも、砂糖たっぷりのアイスはカロリーも気になるところ。
肥満が深刻なカナダでは、ノンシュガーアイスや、ローファットアイスなどの選択肢もあるのだ。
そして、カナダでスーパーなど店で売っているアイスは大きい。たいてい2リットル入りで、売り場ではそれ以上のもの、バケツのような容器もみかける。大人数のパーティーには便利なのだろう。
ノンシュガーか、ローファットか、しばらく悩んだが、ローファットは2リットルの箱なのに対し、ノンシュガーアイスは1リットルの箱だったので、ノンシュガーアイスを買ってみた。量は少ないが、値段は変わらない。

味は、カナダらしい、メープルウオールナッツを選んでみた。
ナッツがぎっしり入って、おいしかった。また食べたい味。

今日のトロントは気温28度。空は快晴、湿度も高いわけでもなく、気持ちのよい天気。
ダウンタウンは人出が多く、ミニスカートにサンダル姿の女の子をよくみかけた。
人々の気分はすっかり夏なのだ。
こんな日には冷たい飲み物が欲しくなるが、明日5月21日はティムホートンにて12時から17時までの間スモールサイズのアイスコーヒーが無料になるそう。
詳しくは、
↑クリック。
明日も良いお天気らしいので、アイスコーヒーを飲むにはぴったりの日になるだろう。

3週間連続で、カナディアンタイアの広告に、インスタントスクラッチくじが入っていた。
店に持っていって、キャッシャーの前で削って、当たったらその日限り有効の5ドルのクーポンか、現金10,000ドルがもらえるというもの。
店に行く用事もないし、どうせ当たらないだろうと思って期限がきれてしまったスクラッチを削ってみたら5ドルのクーポンが当たっていたので、ビクトリアデーを含んだロングウィークエンド週末には新たに広告に入っていたスクラッチを持っていった。
そして、見事!当たりだった。5ドルのクーポンがもらえた。ただしその日限りなので、5ドル以上になるよう商品を選んで削ってみせた先ほどのキャッシャーのところへ。
スクラッチを削るときのわくわく感は結構楽しい。10、000ドル当たるかもしれないし。
ただ、10,000ドルは3本しか当たりがないようなので、当たる確立はぐっと低いが、5ドルのクーポンは意外と当たるようだ。
今週配られる広告にもスクラッチが入っていればよいのだけれど。
ダウンタウンをWellesley×Yongeから南へ向かって歩いていたら、Yongeストリートに見覚えのある名前の寿司レストランをみつけた。
店頭においてある広告をみてみると、 Davisville駅よりすぐの、Yonge×Davisvilleの交差点にある寿司レストランの2号店らしかった。
最初は移転したのかとおもったが、聞いてみると2号店とのことだった。
通りに面した外見からは想像できないほど、店内はとても広い。
Davisvilleの店には、J次郎が前からよく行っていたそうで、私も連れていってもらったことがあったが、味はまあまあで 値段は手ごろなので、気軽に寿司を食べられるところだった。
私達は2日続けて行った。
オープン記念の20ドルOFFだったので。
そこで、一度食べてみたかった寿司ピザなるものに挑戦してみた。
サーモンの寿司ピザ(7ドル)は、油で揚げられた丸く平たいご飯の上にサーモンが乗っているもので、おいしかった。
大好きなうなぎの文字をみつけたのでうなぎ丼(10ドル)も頼んでみた。日本ででてくるようなうなぎとは(つまり期待した味)とはちょっと違うが、ランチでは7ドルくらいで食べられるようなので、7ドルだったらまた食べに来たい。
そして日本でも好んで食べていたソフトシェルクラブもオーダー。8ドルで、2匹分が半分にカットされてきた。ちょっと油っぽすぎて、残念ながらまた頼むことはないだろう。
おすすめなのは、海老の天ぷら×3と野菜の天ぷら×6のセットの、TempuraAppetizer(6ドル)と、カリフォルニアロールとマグロ巻きとサーモン巻きがそれぞれ6ピースずつ盛り合わせられた、MakimonoSet(12ドル)。これだけで2人で食事するのにちょうどいい量。
海老天はさくさくでおいしいし、野菜はJ次郎が好みのものと私のそれと分けられるのでちょうどシェアするのにぴったり。
Davisvilleだと、なかなか用事がないので行く機会がほとんどなくなっていたが、ダウンタウンだと便利だ。日本から誰か来たら、寿司ピザとカリフォルニアロールなどの逆輸入寿司を食べるのに連れてこようとおもった。
あと2週間くらい20%OFFを続けるとのことだったので、その店の近所に住む知人にさっそく教えてよう。
追記:その後この2号店は閉店しました。
543 Yonge Street 416-968-0555

今日はPizzaNovaにて、ミディアムサイズのペパロ二ピザが税込みで3.99ドルの日だった。普段は9ドルくらいするので、半額以下になっている。ちなみに内1ドルは寄付されるそう。
去年も同じ値段でやっていたっけ。
11時から9時までなので、早くに行けばよいものを、6時過ぎに着いたら列ができていた。
ただ、店内ではオーダーを受ける前にどんどんピザを焼いていたので、列に並んでからピザを受け取るまで40分くらいだった。
去年は1枚しかオーダーしなかったが、意外とおいしかったので、今年は2枚買って、明日の昼食にするつもり。
さて、今月はJ次郎にとってもうひとつ大事な日がある。
毎年恒例のようだが、5月24日(日曜日)は、カナダのHarvey’sでは、無料ハンバーガーの日で、午前10時半から午後3時までハンバーガーが無料なのだ。
私は去年初めてJ次郎に付き合って行った。特に何か買わなくてもよく、ハンバーガーひとつオーダーしてタダでもらってきた。オープン前に行ったらもう列ができていたけれど。
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金曜日より劇場公開された映画、スタートレックをAMCシアターで観た。
スタートレックは初めてみたが、J次郎父がスタートレックの大ファンで、J次郎は子供のころはよく一緒にテレビでみたそう。
主演のクリスパインの映画は以前にも観たことがあった。Blind Datingという映画で、誰もがうっとりするイケメンの目の不自由な青年の役で、甘すぎないラブストーリーは、彼にぴったりの役だった。
先週、ヒュージャックマンが出演した同じ日に、Ellen Degeneresショーに彼もゲスト出演していた。
気のせいか映画で聞くよりも声が低く、その前の日に出演したザカリークイント(逆さ眉毛の役のひと)と違い、うわついた印象がなく、おちついた感じだった。
ショーの中では、彼が2歳くらいのころの、おかっぱ金髪頭の映像が流れたが、とっても可愛いかった。
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