ウオークインクリニックから紹介してもらい、Danforthのグリータウンにある眼科へ行ってきた。
予約は月曜だったが、なんと前日の日曜の夕方に予約確認の電話があり驚いた。
月曜の朝、予約時間の9時に間にあうように着いたら、クリニックの待合室はすでにたくさんの人々がいた。
予約していることを告げ、渡された書類に必要事項を記入してサインして、待つこと10分くらい。紹介状など何も持っていなかったが、なんだかはじめからここにきても良いような雰囲気。カナダでは専門医にかかるには紹介がなければいけないのだけれど、実際どうなのだろう。
名前が呼ばれ、白衣を着た女性に部屋へ通され、症状を聞かれ、眼科に行くといつもする、覗くと道の遠くに木がある画像を見せられる機械と、アルファベットを読み上げる視力検査をした。目に風のようなものを当てる検査はなかった。
彼女は、いすに座ったまま、彼女の後ろの壁に貼られているアルファベットを棒のようなもので指し示すが、一度も振り向くことはせず、読みあげられるかどうかだけで判断しているらしく、読み上げたアルファベットが正しいかどうかは構わないようだった。
そして、彼女は私の両目に目薬をさした。非常に強い目薬だった。さした瞬間違和感を感じた。
それから眼科医の診察をまで20分くらい待った。
その間、目に急にふっと変な感じがあったが、気のせいだろうと思っていた。
診察はすぐに済んだ。ものもらいは小さいので手術で取り除く必要はなく、一日4回くらい熱いタオルで温め、ベビーシャンプーで目のふちのあたりを一日3回洗い、ワセリンを塗るように言われた。
そしてウオークインクリニックで処方されたのと同じ、ステロイドと抗生物質入り目薬を処方された。
それからが大変だった。
外に出ると、なんだか非常に眩しい。その日は曇りの日なのに、眩しすぎて目が開けられない。歩くのも困難だった。自転車できたのだが、とても自転車など乗れなかった。
朝きたときは大丈夫だったのだから、明らかにあの目薬のせいと思われる。何のための目薬だったのだろうか。
そんな経験初めてなので、軽くパニックになった。
しばらく下を向き、自転車を転がしつつ目を閉じたりあけたりしながら歩いた。
特に右目はひどく、眩しいばかりだけでなく、よく見えなくなっていた。
それから一時間以上して、なんとか回復してきて、家に帰りどっと疲れた。
将来、また眼科へ行くことがあれば、あの目薬は拒否しようと心に決めた。