2009Winterlicious最終日~Cafe Calfornia~

17 years ago

cafecalifornia
日本から戻ると、Winterliciousが延長されていたことを知った。

せっかくだからどこかもう一軒行こうということになり、ざっとメニューをチェックして決めたのが、Cafe Calfornia。ディナーで25ドルという手ごろな値段で、J次郎が好きなゴートチーズとステーキがメニューに入っていたから。

前日よりぐっと気温が下がり、寒い日になった。二月最後の日、私たちはレストランへ行った。

Wellesley×Churchから南へ向かってすぐ、隣はアイスクリームのBaskinrobbins。

予約した6時に店に入るとまだ席は埋まっていなくて、迎えてくれたウエイターが、好きな席選んでいいよ、と言ってくれた。どうしようか、とJ次郎と顔を見合わせると、彼は自分が一番気に入っている席だという窓際のコーナーになっている席を勧めてくれた。

前菜にはふたりともゴートチーズを選ぶ。
火を通してあるりんごの輪切りの上にゴートチーズがたっぷりと乗り、さらにフルーツのコンポートがかかっている。柔らかめにトーストされたパンが添えられていて、甘めだがボリュームたっぷりでおいしい前菜。

メインはJ次郎はステーキを、私は魚を選んだ。

白身魚にはアーティーチョークが乗り、オリーブやトマトの混じるサフラン色のソースがたっぷりとかけられていた。とてもおいしかった。バスマティライスと付け合せの野菜ですごいボリュームだった。

J次郎のステーキも、ブランデーベースのソースがたっぷりとかけられ、おいしかった。野菜の付け合せの他に冷凍ものではないフライドポテトがたっぷりと添えられ、やはりすごいボリュームになっていた。

もうおなかいっぱいだったが、デザートはレモンタルトかクレームブリュレを選べると聞いて、ふたりともレモンタルトを選んだ。レモンタルトはJ次郎の好物なのだ。

薄いレモンタルトは、あっさりめで食べやすくおいしかった。センスの良い味だった。

ベースがフランス料理のようなそうでないような、出される料理のテイストから、ここのシェフはどんな経歴の持ち主なんだろうなどと思いをめぐらしていたら、支払いのときにもらったお知らせをみて納得。The Spanish Festelivalなるものが催されるらしい。

なるほど、確かに、ゴートチーズ、オリーブにサフラン、トマトにブランデーソース、という、地中海の香りのする、スペインがべースの料理だった。

店の雰囲気もよく、入り口から比較的近い席に座っていたが、地元の常連が多いらしくウエイターは来る客を名前で呼んで出迎えて、挨拶を交わしていた。気がつくとすぐ後ろのほうはテーブルが3つくらいぴったりとつけられ、70も後半とおもわれるくらいの男女のお年寄りのまるで合コンのような10人くらいのグループで、楽しそうに食事していた。

デザートの後はマグカップにたっぷり注がれたコーヒーをゆっくりと飲み、楽しいひとときが過ごせた。

そして、3月中の、ギターとフラメンコのライブショーが開催される日に、都合がつけば再度予約を入れてみようかな、ということになった。

Cafe California
538 Church Street, Toronto

また来たい度★★★★☆

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