カナダの一大セールデー、ボクシングデーの夕方、トロントのチャイナタウンであったかいフォーを食べた。
火車頭は一階の入り口に汽車の絵のあるベトナムレストランで、店は2階にある。
席に着くと、メニューとオーダー表を渡されるので、オーダー表に注文するものを自分でチェックして記入する。
生春巻きをみつけたので頼んでみた。($3.5)
太めの生春巻きは甘いたれをつけて食べる。
豚の団子を串にさして焼いたもの($4)も食べた。
そして私は薄切り牛肉のフォー、J次郎は豚と海老のワンタン麺($4.50)を頼んだ。
フォーはスモールサイズで、$4.95。前菜を頼んでいたので、スモールサイズでちょうどよい。フォーもワンタン麺もあっさりめのスープでおいしくいただいた。
この値段でこの味でこれだけ食べられたら、いつも混んでいるのは納得である。
XELUA VIETNAMISE RESTAURANT
254 SPADINA AVE. (416)703-8330
また来たい度★★★★★

↑路上のパイナップル売り 1個5ルピー(約10円!!)
珍しい果物といっても、日本人の私にとってという意味であり、インドでは珍しくもなんともないのだろうけど。

↑名前はわからない。
キウイフルーツのような見た目と食感なのだけれど、味はほっこり甘く、べちゃーとした甘い干柿みたい。よく冷やしてたべるとおいしい。J次郎は気に入った様子。

↑これは、カスタードアップルという果物。
ホテルのブッフェのフルーツコーナーではみかけなかったが、食べてみて納得。種が大きく、とにかくたくさん。食べにくく、カットフルーツには向かない。味はその名のとおりカスタードみたいに甘くおいしいのに。
私のお気に入りは、スイートライムという、これも名前のとおりなのだけれど、ライムがオレンジ大に大きくなって、甘くなったような果物。酸味がなく、さっぱりとした甘さで飽きない。ホテルの朝食では絞りたてのフレッシュジュースが出され、ごくごくとおいしく飲んだ。
その他、インドは果物がおいしかった。ホテルの部屋には果物がサービスされるので、バナナパイナップルやオレンジなど、毎日たっぷりと食べた。特にマンゴーは絶品で、今まで食べたどのマンゴーよりおいしかった。もし次来るなら、できればマンゴーの季節に来たい。



 サーバーの都合により削除されてしまったようなので、もう一度このホテルついて書くことにする。
サーバーの都合により削除されてしまったようなので、もう一度このホテルついて書くことにする。
Taj Deccanは、ビジネスホテルなので、隣のTaj Krishnaと比べてしまうと豪華さには劣るが、一月ほど快適に過ごせた。
 毎日ジムで汗を流したあとプールで泳いでくつろぎ、テニスをしたりもした。
毎日ジムで汗を流したあとプールで泳いでくつろぎ、テニスをしたりもした。
ビジネスセンターというサロンのようなところがあり、毎日7時から8時まではハッピーアワーで、宿泊者に無料でお酒がサービスされた。それ以外の時間は紅茶やコーヒーがサービスされ、ブラウニーやクッキーとともにいただくことができた。このホテルでつくっているブラウニーがとってもおいしくて、J次郎はあきらかに食べすぎだった。

↑部屋の窓からの眺め 朝日
カナダに帰ってきて1週間たつが、うやうやしくマダムなどと呼ばれていた短いホテル暮らしが懐かしい。


そもそもホテルが主催したパーテイーにワインの生産会社がきていて、勧められるままおそるおそる飲んでみたのだった。ところが、なかなかの味わいで、チリワインのような強さのなかにもまろやかさがあり、おいしい。アトピーのためにお酒はやめていたのに、ひとくち、またひとくち、と飲みほしてしまった。後日、白ワインも試してみたが、こちらもおいしかった。酸っぱさがない。また飲みたい味。
さて、インドはウイスキーやラムもつくっている。J次郎の消費用にカナダに持って帰ってきた。但し、ふたりとも飛行機は経由するので、ハイデラバード市内で買い、預け入れ荷物のなかに入れてきた。ハイデラバードの空港で買うと、経由地のヨーロッパでセキュリティーチェックのため没収されてしまう。
↑インド産ブランデー180ml 77ルピー 義父(J次郎の父)へのお土産用

このインド産のラムの値段は、750mlで、Old Monk(上の写真右) が193ルピー、McDowells(上の写真左)は194ルピー、いずれも約400円くらいである。経由地のヨーロッパではこの値段では買えない。お酒の高いカナダでは夢のような価格。
味も、マイルドでおいしいらしい。J次郎は当分お酒には困らない。

↑バッファロー
インドのお菓子は甘い。砂糖をかじっているみたいに甘い。
バンガロール滞在中にいくつか試したなかでも私とJ次郎がまた食べたいとおもって探していたのが、SPARでみつけた。
なんていう名前かわからなかったのだが、ショーケースには、SONPAPDIという名前で陳列されていた。
ぼそぼそっとしているが、口のなかではとけるように消えていく、不思議な食感。紅茶とよくあう。そして、やはりすごく甘いので、ひとつ食べるともう満足。

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↑チャルミナールまでの道中
遅い昼食をとりお腹いっぱいになった土曜日の午後、チャルミナールへでかけた。
親切なJ次郎の同僚たちが連れて行ってくれると申し出てくれていたのだが、テロや休日出勤の都合で無理になり、ハイデラバード滞在最後の週末の土曜日、J次郎と私のふたりでインド音楽大音量のオートリクシャに乗って行った。


チャルミナールは1591年に建てられた歴史的建造物で、ハイデラバードの代表的な観光名所である。
チャルミナールを中心に周囲は雑然と店が密集していて、渋滞する車の喧騒と人々でごった返し、その熱気でむせかえるように暑かった。

特にパールやゴールドの店が延々とひしめくように連なっていて、物乞いする老人のそばで高額な買い物をするひとびとで店のなかは賑わっていた。
ホテルのドライバー曰く、ハイデラバードは宝石の値段が安く、バンガロールの半額で買えるという。確かに、バンガロールと比べると、宝石店の数はお びただしく、買い手市場になるかもしれないが、外国人、特に日本人とわかるとどうなるかは経験から目に見えていたし、本気で買おうとおもったら一日がかり になり、相当神経も使うので、今回の滞在のしたいことのリストにも入っていないこともあり、やめておくことにした。
写真を撮りながら少しぶらぶら歩いてインドっぽい雰囲気を楽しみ、暗くなってきたのでまたオートリクシャでホテルへもどった。
↓J次郎の同僚たちが、連れていけなくてごめんね、といってくれた大理石で彫られたチャルミナールの置物。高さ30cmくらいでガラスのケースに入っている。電源をいれるとクリスマスツリーみたいにカラフルにライトアップする。とてもうれしいのだが…。
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雨上がりの日曜の午後、ハイデラバードの動物園NEHRU ZOOLOGICAL PARKに行った。
チケット売り場にて入場券大人一人20ルピーと、カメラ持ち込み料20ルピーの券を買う。
園内を一周する路面電車があったので乗ってみた。大人一人15ルピー。所要時間20分ほどで、特に何てこともないのだが、童心に返ったようでなんだか楽しい。
敷地が広いだけあって、動物達も狭い檻のなかに閉じ込められているのではなく、水が張られたお堀のようなもので距離がとられていて逃げられないようになっている。そのせいかのびのびして開放感があるし、動物が寄ってきて間近にみれる場合もある。
象達は象使いに連れられて園内をのしのしと歩いていた。
バンガロールのサファリパークでもホワイトタイガ-をみたが、ここでもホワイトタイガーがみれる。うろうろする姿やうなり声なども聞こえて、その迫力はすごい。
ハイデラバードのタウン誌にインドで一番大きな動物園とあったとおり、さまざまな動物がみれる広大な動物園である。半日楽しく過ごしたが、全て満喫しようとおもったら半日では足りない。サファリもあるが、時間の都合でみれなかった。
閉園時間になり、歩き回ってくたくたになり、オートリクシャに乗りこんだ。
インド滞在もあと3日となった今、口のなかに口内炎ができている。舌の脇に2つ。しゃべると痛い。風邪を引き始めていたのがよくなりかけていたところだった。
口内炎は1週間前にもできて、一週間かけてやっと治り、再びおいしく食べれるようになったのも束の間だった。
さらにその1週間前、滞在2週間目には胃痛のため、貴重な日曜をベッドの上で苦しみながら過ごした。
その他にも、お腹をこわすのは頻繁に起きる。
毎日ジムやプールで運動し、よく歩き、健康的に食べ、睡眠もしっかりとっていて、これだけ気をつけていれば健康に過ごせるとおもっていたが、それでも体調を崩すのは、ストレスからくるのか。
今回の滞在では体調に恵まれていない。
明日、でかけたときに、口内炎の薬がみつかればいいとおもう。
今年の夏にバンガロールに滞在したとき、事前に調べて、インドは服の仕立てが安いということがわかり、袖丈や裾上げなどの直しも安くできるのではないかと考えた。10年くらい前にパリで買った、長く着るつもりで選んだ割と上質なシンプルなスーツがあったが、ウエストが絞られていないため、今着ると野暮ったく見えて、ずっとクローゼットに眠ったままだった。
そこでバンガロールにてそのスーツを持ち込んだのが、Reid and Taylorという仕立て屋だった。ジャケットのウエストのラインを絞り、袖丈を短くし、スカートをできる限り長く丈出ししてもらって、227ルピー(約550円)だった。カナダでこれだけのことをしてもらったら、1万円近くするのではないだろうか。こうして私のスーツは再び着られるようになった。
そのとき、好奇心でJ次郎のスーツを仕立ててもらったらいくらするのか聞いたところ、生地代、仕立て代、税など全て込みで約120USドルだった。そのときはカナダドルとUSドルが同じくらいだった。J次郎は痩せてから着られるスーツも持っていなかったので、シンプルな黒のスーツを仕立てた。J次郎は小柄なので、カナダでスーツを買ったら、お金を払って袖丈や裾詰めなどする必要があったが、最初から体形にあったスーツを作ればその必要はなくなり、結果的に安いのだった。
お店のスタッフは感じがよく、スーツはおよそ1週間でできあがり、満足のいく買い物となった。
さて、今回は冬もののジャケットを仕立てることにした。Reid and Taylorはハイデラバードでもあちこちでみかけたが、職場に行く途中のJublieeHillsにある店に行った。はじめは約12000円ほどのウールのジャケットにするつもりだったが、入荷したばかりの上質なスコットランド産のカシミヤをみせられて、値段は倍近くするが、色合いも気に入ったので、そちらに決めた。それでもカシミヤのジャケットをオーダーメードで日本やカナダで仕立てることを考えればとても安い。
まず布を選び、支払いを済ませ、それから採寸して、3、4日後に仮縫いの試着があり、それから4、5日に出来上がる。そのとき試着してみてOKなら持って帰れる。
今、J次郎は仮縫い合わせまでを済ませ、金曜日の縫い上がりをまつのみである。
インドでは、ショッピングが楽しい。
GAPやH&Mと同程度の品質の服がインドメーカーだと三分の一以下の値段で安く手に入れることができる。
今回も私たちはベーシックなアイテムを買いだめした。
通常ショッピングモールで買うとパンツの裾上げは無料だが、モールに入っていない店で買ったとき、その店ではパンツの裾上げをしていなかった。
そこで、街中の、店先にミシンが置いてあるテイラーと看板のでている店をみつけ、持っていってみた。
小さな痩せたおじいさんがほうきで店先を掃いていて、話しかけると英語が通じなかった。
身振り手振りでなんとか裾上げしてもらいたい旨を伝えた。
ジーンズやチノパンツなど、一本30ルピー(約60円)で仕上げてくれた。