2012年2月5日(日)
トロントへ向かう経由地のアムステルダムに着くと、機内の窓からみえる景色は雪で白かった。機内では機内食のサンドイッチを食べて、ぐっすり眠ったので体力も回復できた。
次のトロント行きのフライトまで5時間近く時間があったので、空港にて市内ツアーを申し込むことにした。ところが、さきほどツアーがでたばかりということだった。それでもカウンターのお姉さんによると市内まではとても近く、ツアーに参加しなくとも、十分自分たちで行って帰ってくることはできるとのことなので、1時間のLOVERSという会社のCANAL CRUISE を申し込む。ひとり13ユーロ。
お姉さんの説明通りに電車に乗りセントラルステーションへ向かう。電車の車窓からは、子供たちが凍った運河の上で雪遊びをしていたり、スケートをしているのが時おりみえた。どこかで見たレンブラントの絵を思い出した。
空港からは15分ほどで着く。外に出ると、寒い。
LOVERS社のボートを見つけ、乗り込む。10時のこの日最初のカナルクルーズに間に合った。
船内では英語でのガイドもあった。
水の表面は氷の膜が張っていて、船が進むとばりばりと氷が割れる音がしていた。
寒いものの日が射してきて良い天気だった。
運河の表面に張った氷の上を鳥が歩いていた。船内は暖かかったが、河の水の冷たさから足下から冷えた。
1時間の船上ツアーを堪能した後は、通りを少し歩いてみた。これが楽しかった。
スーパー⬇をみつけ入ってみる。
ゴーダチーズらしきものが売っている。約1キロで5ユーロ弱。J次郎たっての希望で、それを2つ、計2キロ近くも買い込んでバッグがずっしり重くなった。
お菓子も買った。
⬇STROOP WAFELS
さくさくの生地に甘いキャラメルのようにねっとりしたものがはさまっている。空港内買うよりずっと安い。
⬇BRABANTSE EIERKOEKEN
大きな平べったい甘食みたい。昔懐かしい味。甘さ控えめなので朝食にも良さそう。そういえば甘食って昔母が買ってきていたが、まだ売っているんだろうか。
もっと街を歩いていたかったが、なにせマイナス5度で寒いので、時間も迫っていたこともありほどほどできりあげて空港へ向かうことにした。
空港へ向かう電車のなかではさっそくおやつタイム。現地で現地のものを食べるほどおいしいものはない。
次回もし経由地がアムステルダムのときには是非またこうして街にでたい。そしてまたきっと同じものを買うであろう。
飛行機はトロントに無事に着き、機内から降りるとすぐに、アムステルダムからの便だけあって、麻薬犬のお出迎え。
すっかり慣れた空港にて、パスポートチェックの列に並びながら、10日間の旅が終わったのを実感した。