2012年2月3日(金)
この日はマドリッドからトレドへ日帰り旅行。
PLAZA ELPICAから8時半発のALSA社のバスでトレドへ向かう。
9時45分にトレドのバスターミナルに到着。
バスターミナルを出てから城壁に沿って急な坂を登るとインフォメーションセンターがあり、ここでトレドの街の無料の地図をもらう。バスターミナル内にある売店では、ほぼ同じ程度の地図がなんと13ユーロで売っていた。
そして門をくぐるといよいよ世界遺産の旧市街の中に入る。
ここでも坂をひたすら登る。上にあがるにつれ眺めも良くなってくる。
寒いけど良く晴れていて空気が冷たく澄んでいる。
途中NUEVA ORLEANSという小さなカフェに入る。
こじんまりとした店は、明るく感じの良いお姉さんがひとりでてきぱきと切り盛りしていた。
カフェコンレチェとチュロス4本のセットで1.8ユーロ。PORRAS2本とカフェのセットも同じ値段。PORASSって何か気になったので注文してみた。太くて長い揚げ物で、チュロス同様甘くない。チュロスのほうがおいしい。
バスの中でぐっすり眠った後なので、熱いカフェオレが美味しい。
このカフェは狭いけれど居心地も良くおすすめ。
土産物屋をのぞきながらカテドラルへ向かう。
トレド名物、マザパン⬇を買った。
アーモンドと砂糖の甘いやわらかいお菓子。
カテドラルは200年以上かけて建設され、かつてトレドの住人全員が入れることができたそう。
オーディオガイドがあったのでJ次郎が借りた。日本語のオーディオガイドはなかった。
中は豪華絢爛、圧倒されるくらいのきらびやかさ。
中には美術館もあり、宝飾品やグレコの絵もみることができる。
その後はユダヤ人街へを通りエルグレコの美術館へ。
良く晴れていたが肌寒い日だった。ユダヤ人街にある公園からの景色とその上の通りのPASAO DE SAN CRISTOBALからの景色が良く、写真を撮りつつしばし日向ぼっこ。
エルグレコの美術館へに入る。
スペインで唯一エルグレコの人物像に焦点を当てた美術館とのこと。小さいが、なかなか興味深い美術館だった。日本人が多いのか、日本語のパンフレットとオーディオガイドがあった。エルグレコの家、という名前の美術館だが、実際にエルグレコが住んでいた訳ではないそう。オーディオガイドを聞きながら館内をまわる。
その後は17時のバスでマドリッドへ戻り、ホテルからほど近いスーパーのEL INGRESでお土産を買う。
そして夕食は予約しておいたパエリアで有名なレストラン、LA BARRACAへ。ここもホテルから近いところにあって歩いて行った。
まずロゼワインと、CASTILLA SOUPとガスパチョを頼む。
CASTILLA SOUPは、にんにくたっぷりの、パンとポーチドエッグのスープ。
ガスパチョは目の前で、角切りのフレッシュな野菜をスープの中に入れてくれる。美味しい。
パエリアはイカスミを選んだ。2人前からオーダーできる。
パエリアはクリーミーでとてもおいしいが、すごい量がでてきて、とても全部は食べられなかった。もったいなかった。前菜として頼んだスープも結構量があったので、スープは頼むなら二人でひとつをシェアするんだったと後悔。お昼もあえて軽くしたし、ふたりとも良く食べるほうなので大丈夫だとおもっていたのだけれど甘かった。