ベランダでダンボールコンポストを始めて6週間たった。
↑LCBOでもらってきた(無料)ワインの入っていたダンボールに、
↑ 使い古しの土を半分以上の高さになるまで入れ、
↑ 虫が入らないようにカバーをかける。J次郎の古いフリースの上着で作成。
去年、買ってきた土に虫がいたらしく、どんどん増えてそれはそれは大変な思いをして駆除した。最終的にはどこからかムカデ(ヤツデ?)が移住してきてからはぱたっと減った。
それに我が家では車を持っていないので、重たい土を調達してくるのは一苦労なのだ。
コンポストをはじめれば来年から土を買わなくてもすむかも、という期待がある。
コンポストはピートモスなどからはじめるのが良いらしいが、使い古しの土でもいいらしいので、お金と労力のかからない方を選択。
野菜のくずや果物の皮をいれ、土を少し加え、毎日かき回す。匂いが心配だったが、糠床と一緒で、きちんとかき混ぜ空気を入れれば臭くはならないというのは本当だった。
スコップでカシャカシャと細かく砕き、卵の殻も入れてしまっている。
肉類などのタンパク質はいれないので、なかなか温度が上がりにくかったが、3週間くらいで魚の皮をいれたところ、翌日から土が温かく感じ始めた。
初期費用0円からスタートしたダンボールコンポストは順調だった。
ところが、先日、かき混ぜているとき、ころっとした1センチくらいの白い蛆虫発見!!!
落ちついて調べてみると、どうやらハエの幼虫らしい。そして奴らには、油断も隙も許してはいけないことがわかった。
カバーもかけていて、かけ忘れたことはないのに何故?とおもったが、奴らは嗅覚が優れ、匂いをかぎつけすぐに卵を産み付けてしまうらしい。魚の皮など、コンポストに投入直前に、スコップをとりに行っているわずかな時間に卵を産みつけたのかもしれない。
また、ダンボールの継ぎ目にお尻を突っ込んで卵を産みつけ、かえった幼虫がその隙間からなかに侵入していくらしい。そこでどきどきしながらダンボールの外側の底面を調べてみたが、新たな卵はなかった。継ぎ目をガムテープでしっかり貼った。
さて、海苔に入っている食べてはいけません、と書かれている石灰を一袋コンポストによく混ぜ、ダンボール全部をすっぽりとビニール袋で覆い密閉して丸一日放置し、虫には窒息死してもらうことにした。
そして次の日、なかの土を全部だし、スコップでひとすくいづつダンボールのなかに戻しいれるという根気の要る作業をして、虫チェックをした。20匹くらいの虫は全て死んでいた。
白い卵が目立ちやすいように、ダンボールやカバーは黒など濃い色を選ぶのがよいだろう。
その後一週間ほどたつが、虫は発生していないようだ。