1週間経過し、再び有楽町にある皮膚科を訪れた。
経過は順調とのことだった。
一週間毎日、朝晩に薬を塗り、バンドエイドを貼った。ごく浅いすり傷とにたような感じになるので、最初はじゅくじゅくとしていたこともあったが、今はつるっと、他の皮膚とかわらない肌表面になっているが、その部分の色だけはすり傷が治ったときとおなじように赤みがある。
これからはもう薬とバンドエイドは必要ないが、レーザーをあてた部分にはSPF50くらいの強い日焼け止めを塗り、さらにコンシーラーやファンデーションなどを塗るのも良く、とにかく日差しをさえぎることが絶対だという。
日差しを遮断するという意味ではいっそバンドエイドを貼ってしまうのもよい、とのことだった。この一週間、ずっとバンドエイドを貼っていたが、友達には聞かれたが、予想していたより皆気にしていなったので、特によく晴れた日には確実なバンドエイドを貼ってしまおうとおもう。
その後しばらくして、もし茶色っぽくなってしまった場合には、ハイドロキノンを塗る必要があるそうで、その場合に備えてハイドロキノンももらっておいた。茶色くならない場合は他のシミの部分にも使えますよね?と聞くと、先生は朗らかに笑って、まあ、そうですねえ、とにこにこしながら答えた。
完全に周囲の肌の部分に紛れてわからなくなるにはさらに時間がかかりそうだ。
追記:その後再度シミが現れることもなく、完全に消えました。