家計圧迫の危機!電気料金支払い戸別化へ

17 years ago

トロントで手に入る、フリーニュースペーパーのMETRO紙の一面に、電気料金値上げの記事が掲載された日、我が家のドアにアパートの管理事務所より、お知らせの紙がはさみこまれた。

電気料金支払い戸別化への告知とともに、それに関する説明会のお知らせだった。

それに伴い、家賃が37ドル値下がりになります、などとも書かれていた。

我が家は賃貸であるが、毎月支払う家賃には、電気、水道(お湯)、空調(冷暖房)管理費などすべてが込みである。

J次郎は在宅ワークなのでふたりとも一日中家にいるし、料理も毎食つくる。毎月電気料金を支払うことになったら、37ドルより高くつくであろうことは間違いない。

そして、初雪が降った日の夜、説明会に参加してきた。

アパートは冷暖房完備で、オフィスのような空調システムになっているが、冷暖房は建物全体で一括で送り出しているので、戸別の電気料金には含まれないが、例えば、各部屋で暖房をONにするとその暖房を取り込むのにはファンが作動する仕組みになっていて、そのファンの作動は戸別の電気料金に含まれることになる。

さらに、お湯も建物建物でまとめてガスでわかしていて、これも料金にはふくまれないとのことだった。

そして、37ドルというのは、アパートで試験的に導入した部屋からわりだした値らしい。

しかし、ありがたいことに、導入は強制ではなく自由であり、導入しない場合はもちろん家賃の値下げはない、ということだった。但し、これから新たに契約、入居する部屋はすべて家賃と電気料金は別になるらしい。

ほっと胸をなでおろした。

家賃が下がるのだから、契約したほうが安くあがる場合が多い、などと業者は説明していたが、そもそもその37ドルというのは、怪しい。これから電気料金が値上がるのだから、すでにその値では通用しないはず。

我が家では契約はしないことにした。

家計圧迫の危機は免れた。

そもそもエコロジーの一環で、省エネのため政府が奨励しているらしかった。管理会社が他に所有するアパートはすでに導入されていて、今回このアパートが最後とのこと。

今後は電気料金込みの家賃というのは、少なくなっていくということか。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ