2012年1月28日(土)
スペイン旅行2日目の朝。ホテルの近くのマックでコーヒーをテイクアウトし、部屋で前日市場のMERCADO DE SAN MIGUELで買っておいたスイーツを食べる。
とても美味しかった。
ホテルからスペイン広場まで歩く。
空が青い。天気に恵まれてよかった。
その後王宮へ。
各部屋天井や調度品まで華美。まさに豪華絢爛。圧倒される。
王宮からMAYOR通りを歩いてMERCADO DE SAN MIGUELへ向かう。
市場の通りをはさんで斜め前にスーパーを見つける。みかんとTORTA INES ROSALES⬇、(甘くてさくっとしていて好み。割れやすいのでお土産には向かなさそう。)
そしてPOLVORON⬇を買う。
ぼそぼそとしていて非常に甘い。紅茶とよくあう。
市場は非常に混んでいた。
TURRON⬇と、
昨日買っておいて今朝食べたケーキがおいしかったのでまた買ってしまった。
昨日の夜来たときには見かけなかったチュロスを買ってみた。
さくっとあがっていて甘くない。
土曜の午後、市場の前の広場はギター弾きがいて、天気も良くパティオでのんびり食事を楽しむ人々で賑わっていた。
その後はTHYSSEN-BORNEMISZA美術館へ。
チケットの裏面の絵がきれい。私のはモネの絵だった。
2時間ほど過ごし、歩いてソフィア芸術センター(REINA SOFIA)へ。
朝早いうちと日が暮れる夕方頃になるととたんに寒くなる。この日、土曜は14時から21時まで入場無料。ここもチケットの裏面は所蔵品の絵になっていて、私のはピカソのMUJER EN AZURだった。
窓から真っ赤な夕焼けが見えた。きれいだった。中は広く、芸術のなかを漂う気分だった。
夜も更けて、22時過ぎとなった。タパスの時間だ。LAS BRAVASへ行った。ファーストフードの店のように煌々と明るい店内は満席だった。ちょうど運良く席があいてなんとか座ることができた。さっそく店名にもなっているPATATAS BRAVASを注文。ほくほくに揚がった熱々のポテトにピリ辛のソースがかかっていて、おいしい。同じソースがかかったポテトのオムレツも注文した。このオムレツにもソースがよくあい、とろっとしておいしい。他にハムのコロッケも注文し、ビール2杯にオレンジジュース1杯で20ユーロ。ラーメン屋のようにさくっと食べて外に出る。ここはぜひまた来たい。
よく歩いた日だった。心地よい疲労感を感じていた。
預かってもらっていた荷物をとりにホテルに戻り、148のこの日最終のバスをキャッチ。バスでのんびり夜景鑑賞しつつ長距離バスステーションへ。時間をもて余していたし、最寄りの地下鉄はエスカレーターがなく、スーツケースを抱えた身としてはバスのほうが楽なのだ。
バスステーションは深夜1時を過ぎても人が多く、セキュリティーも巡回しているのでさほど危険は感じなかった。歯磨きをしたり今後の予定をたてたりしているうちに出発の時間になる。
グラナダへの夜行バスはほぼ満員だった。念のため酔い止めを飲んでおいた。バスは予定どおり深夜1時半に出発。5時間後にグラナダに着予定。
今回、移動にかける時間を節約するため、移動は夜行列車と決めていた。ホテル代も節約できる。マドリッドーグラナダ間も、本当は電車が良かったのだが夜行列車がなかったので仕方なく夜行バスを選んだのだ。
バスはおもったより快適だった。前方にテレビが備えてあり、今どこを走っているのかわかるようになっている。トイレはなかった。ドアは先頭と真ん中の二つあった。車内は暑かったが、途中1回の休憩があり、その間ドアを開けっ放しにするので急に車内が寒くなった。アイマスクに耳栓も持ってきていて、用意は万端だったが、すぐ後ろの席の女性2人組が途中休憩の後からずっと喋りっぱなしだったので、用意してきてよかったと心からおもった。
*去年の冬のスペイン旅行記を一年近くも放置してしまった。ついついのばしのばしにしてしまって気づいたらもう一年近く経ってしまったのだった。
2012年1月下旬、KLMでオランダ経由にてマドリッドへ。いよいよ8日間のスペイン旅行の始まりだ。
私にとっては初めてのスペイン、J次郎にとっては初めてのヨーロッパ旅行、ふたりともこの旅には期待を膨らませていて、この日がくるのを楽しみにしていた。
マドリッドの空港から市内まではほぼ直通バス、EXPRES DEL AEROPUERTOに乗る。乗車時に運転手に2ユーロ払う。
車窓からの眺めを楽しんでいるとCIBELES到着。意外と早く着いた。乗り換えもなく楽に中心地に着けるので便利。
まずは荷物を置きに、カナダからネットで予約しておいたホテルにチェックイン。
⬇部屋からの眺め。ホテルの入り口のある通り。
ホテルはBEST WESTERN Hotel Los Condes。
ロケーションは抜群だが、チェックインし、その狭さにびっくり。
さらに驚いたのは、セーフティーボックスに1ユーロ必要なこと。返金などされることなく、1回ロックするごとに1ユーロとられるのだ。
コーヒーメーカーはないが、冷蔵庫有り。
バスタブがあるので湯船に浸かれることと、WIFIが無料なのはうれしい。
さっそくiPadでメールチェックしてから少し休んだ。
⬇部屋からの眺め。
その後はホテルのすぐそばにあるグランビア通りのバス停から148のバスに乗る。車窓からの街の様子を眺めつつのんびりとバスで長距離バスターミナルのある駅、MENDEZ ALBAROへ。
バスは次のバス停が表示されるのでわかりやすい。
30分弱で駅へ着き、ALSA社のカウンターで、次の日のグラナダへの長距離バスのチケットを買う。ネットで事前予約ができなかったのだ。ネットでは何度挑戦してもだめだったクレジットカードが、難なく使えた。
その後は地下鉄で移動し、屋内市場のMERCADO DE SANMIGUELで腹ごしらえ。あれこれ楽しく選んでちょこちょこと食べてなんだかんだでおなかいっぱい。
2日目へ続く。
GROUPONの他に我が家で利用しているグループクーポン購入サイトはいくつかあって、WAGJAGやBUYTOPIAもよく利用している。
ダウンタウンのコリアンタウンにある焼肉が食べられる店、ARISUにはBUYTOPIAでクーポンを購入して行った。
初めて行った店で、がっかりすることってあるものだ。
そこで我が家では、まだ行ったことがなくて、行ってみたい、または気になっていた店、などは、これらの共同購入サイトをとおしてクーポンを利用して行ってみることが多い。半額くらいの値段で飲み食いできるのはとても魅力的なので、よく利用している。
たとえがっかりしても、ま、この値段ならいいか、と思えるのだ。なかにはたとえクーポンを購入しても二度と行かないだろうと思う店もあったが。
我が家ではもっぱら外食に関して利用しているが、とてもお得な反面、エステや脱毛などの場合特に忙しいひとの場合、なかなか自分の都合の良いときに予約がとれなくて期限切れを迎えてしまうこともあるということも聞いたことがあるので注意が必要だ。
焼き肉といえば、日本に帰ったときも日本のGROUPONでクーポンを購入して、新大久保のコリアンタウンにある焼肉店に行ったことがある。おいしい焼き肉がお得な値段で食べられて大正解だった。これはぜひまた帰国間近になったら利用したい。同じく日本のGROUPONで肉屋のチェーン店が経営している焼き肉食べ放題も購入したのだが、こちらは後悔することになった。
さて、ARISUでは、Arisu Beef Short Ribs Galbi $27.99 と、Negi Beef Tongue $18.99をオーダーした。
骨付きのカルビは、一枚で長く連なっていて、はさみで切って食べる。たれでマリネされてないので、大豆を控えている私は塩とレモン、にんにくのすりおろしとごま油でいただく。
牛タンもおいしかった。
ナムルやキムチなどのサイドディッシュもたっぷり食べて、ふたりともおなかいっぱい。
ここは私たちには予算が高めの店なので、共同購入でクーポンを買う機会があったらぜひまた利用したい。
我が家で良く利用するGROUPONを利用して、インド料理を食べに行った。行ったのはダウンタウンのBLOORとSPADINAの交差点から近いところにあるインド料理の店、Mt.Everest Restaurant。
食べようと決めていたのは、マライコフタ。カシューナッツのクリーミーなカレーのなかに、カッテージチーズとじゃがいもでできた柔らかい団子が入っている。ベジタリアンだけどリッチなのでベジタリアンでないひとも満足できる一品。日本人にも食べやすく、バターチキンが好きな人はきっと好きなはず。
マライコフタは、インド滞在中にお気に入りになったメニューのひとつ。
滞在したハイデラバードのホテル、TAJ DECANでは、ほぼ毎日のように食べていた。ハイデラバードはなんでも激辛だったが、この料理だけは辛さがマイルドだったので、これしか選択肢がなかったというのも事実なのだが、それにしてもおいしかったので毎日のように食べても全然苦ではなかった。毎日オーダーしていたのだが、おもしろいのはグレービーの色が毎日違っていたこと。あれ、昨日はもっと白っぽかったのに、きょうは赤っぽいね、などと話していたのを思い出す。
カナダに帰ってからもふと食べたくなるインドの思い出の味なのだ。
さて、マライコフタ(Malai Kofta$9.99)はトマトが入っているのでトマトにINTOLERANCE(不耐性)がある私はたべられなかったが、J次郎は久々の懐かしい味に大満足した様子。
私はPaneer Tikka$13.99を頼んだ。たっぷりの野菜とともにタンドーリで焼かれたパニールが熱々の鉄板の上に載せられてでてきた。こちらもヘルシーなベジタリアンメニュー。
この日は水曜だったので、7時半近くになるとシタールの演奏もはじまり雰囲気満点。そういえばふたりともシタールの生演奏聴くのは始めてだった。心地良い音色だった。
ここはネパール料理もだす店なので、ぜひ次はネパールの料理にも挑戦してみたいところ。
ある日のこと、J次郎は憤慨していた。同僚がおいしいと言っていた新しいブリトーの店に行ったところ、肉がパサパサしてて、全然おいしくなかったというのだ。その同僚を信用した俺がバカだったとまで言っていた。食べ物のこと、特にブリトーに関しては大真面目で、新しいブリトーの店ができると試してみたくて仕方がない様子。
さて、知り合いのメキシコ人は、素朴な温かみのあるすごーく良いひと。いつもニコニコしていて、ポジティブなオーラ全開で、一緒にいて気持ちいいのだ。
深い付き合いというわけではないのだが、ふとしたことから彼女の旦那さん一家がトロントでメキシコ料理の店を営んでいると教えてくれ、絶対行ってみようと決めていた。良いひとだからといって味が保証されるわけではないが、なんだかきっと良い店に違いない、と勘が働いたのだ。すくなくとも上記のJ次郎のブリトー事件のようなことは避けられるはずだ。
そして、私の勘は大当たり。
場所はダウンタウンからは離れているとはいえ、Oakwood&St. Clair Westの交差点に位置し、ストリートカーを降りてすぐ。店の名前はTENOCH。
店内は気取りの全くない、本当にカジュアルな雰囲気。ここは内装は二の次なのだ。店のなかではスペイン語しか聞こえない。英語で話している客は私たちだけ。
メニューを開いてJ次郎は感動していた。もともとラテンアメリカ系のJ次郎にとって、どれも馴染みのある、好物ばかり。全部頼んでみたいそう。
私たちは迷わずタコスをオーダー。タコスの皮はソフトタイプで、とろけたチーズの上に具がのっている。別添えでコリアンダーとたまねぎ、ライムがでてくるので、好みでのっけて食べる。他、ソースも2種類。グリーンのソースと赤い色のソース。赤いほうのソースはわたしには激辛だったのでグリーンのほうを少しのっけてたべた。
豚肉を控えているJ次郎は、Bistec con Queso(Steak&cheese)$8。細切れのステーキ肉がたっぷりとのっている。
私はCarnitas(Slow cooked pork)$8にした。とろけるようにやわらかい豚肉がたっぷりとのっている。別に添えられたコリアンダーとタマネギを好みでのせ、ライムを絞る。豚肉がたくさんのりすぎてて食べるときにどうしてもはみだしてしまうのだった。
そして、ケサディヤは、Camarones con Queso(Cooked shrimp and cheese)$5。エビとチーズが熱々。
帰り際知り合いとその旦那さんが店にあらわれ会話した。旦那さんは、ここではメキシコで食べられている料理をだしているんだ、と教えてくれた。
私たちが行ったのは土曜の午後4時近く、ランチとディナーの間くらいの時間だったので席にすぐ着けたけど、週末、金曜の夜や土日は満席だそう。とっても繁盛している様子が伺える。
J次郎も大変気に入って、ここには是非またきて、次はあれを食べよう、これを食べよう、さてそれではいつ来ようか、などと思いを巡らせながら帰った。
このREEL ASIA FILM FESTIVAL は、今年16回目を迎える、アジアの映画が集められている映画際で、日本の映画も参加している。
私とJ次郎は今年も全部の映画を観ることができるFESTIVAL PASSというのを運良く手に入れることができた。全部観ることができるとはいえ、当日チケットに交換する必要がある。チケットに換えた後は、一般のチケットホルダーよりも早く席に通してくれるので、良い席が確保できる利点はある。
さらに、開演の30分前にはチケットに交換せよ、と書いてあるが、枠が決まっているので人気の映画の場合30分前では遅く、実際観られなかったことがある。一番確実にチケットと交換するには、映画の上映が夜でも、当日午前中に会場のチケット引き換え場がオープンしてすぐにチケットに交換しておくことだ。今年はこの方法で夜の上映の映画でも朝のうちにチケットに引き換えておいたので見逃すことなく観れた。
期間中私たちが観たのは,
TATSUMI
JAKE SHIMABUKURO-LIFE ON FOUR
おおかみこどもの雨と雪
の3本。
TATSUMIは、作家についてのドキュメンタリーと聞いていたのだが、普通のドキュメンタリー映画とは一線を画していた。作家としての生い立ちだけではなく、自身の短編作品を織り込み、当時の日本の社会的背景とシンクロさせている、かなり興味深いもので、その重厚な劇画の世界に引き込まれるのだ。
JAKE SHIMABUKURO-LIFE ON FOURは、ウクレレ奏者、JAKE SHIMABUKUROのドキュメンタリー映画。演奏も素晴らしいが、それ以上にJAKE SHIMABUKURO本人のひととなりの良さが120パーセント伝わってくる。彼のはちきれるようなポジティブなエネルギーをもらえるような気がして、是非CDを欲しいとおもった。
おおかみこどもの雨と雪は、英語のタイトルではWOLF CHILDREN。今回観た3本の映画のなかではもっとも人気の映画で、会場は満席だった。
映画として完成度も高く楽しめたのだけれど、ストーリーに関して、なにかすっきりしない、もやもやとしたものが残るのは私がまだ未熟者だからなのだろうか。私がもし子供を産んだ母親ならば、違ったのだろうか。それとも単に好き嫌いの問題なのだろうか。
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REEL ASIA FILM FESTIVALは、トロントでの上映は終わったが、今週末リッチモンドヒルに会場を移し、邦画のキツツキと雨も上映される。
*日本滞在中、私が利用する宅配DVDレンタル↓↓↓。ネットで借りてポストで返せるのですごく便利でした。30日間無料で試せます。
>>>【TSUTAYA DISCAS】(公式サイト)
買ってもいいけど、簡単に手作りできて、おいしいものって結構ある。そして、その上買うより安上がりだったり、添加物が入ってないぶん健康的だったりしていいことづくし。
粗挽き粒マスタードはその代表格。
お店で売られいるディジョンの粒マスタードってとてもおいしいけど、実は簡単に手作りできるのだ。
トロントはハリケーンの影響をうけ、連日雨が降っている。週間天気予報をみても雨マークがずらり。子供達(大人も)にとって一大イベントであるハロウイーンを目前にし、子供達はさぞ心配していることだろう。
さて、先日は図書館で開かれた講演を聞きにいってきた。
2ヶ月に一度発行されていて、図書館で開かれる様々な催しが載っている。そしてその催しは基本的には無料。
今回はスモールビジネスに焦点をあてていて、その一環としてボストンピザのオーナー、JIM TRELIVING氏の講演が開かれた。
会場はヤング&ブロアーにあるリファレンスライブラリーの2階、SALONというところで、ワインやお酒が買え、リラックスした雰囲気で講演を聞くことができる。この日は広い会場は満席だった。
JIM TRELIVING氏は、ボストンピザのオーナーであり、CBCの人気テレビ番組、DRAGON’S DENのオリジナルメンバーでもある。そして、私が欠かさず見ている同じくCBCのテレビ番組、THE DECISIONにも出演している。このTHE DECISIONは、倒産寸前の会社を訪れ、その会社が立て直すに値する場合は投資する、という興味深い番組。
さて、講演のほうはというと、JIM TRELIVING氏は気さくな雰囲気で、自身の生い立ちからビジネスを立ち上げるまで、そしてその後の逸話が語られた。話しがうまく、1時間という長さにもかかわらず退屈させない。講演後の会場からの質問に対する答えのなかで、
We are living in the best country in the world.
と力強く断言すると、会場からは拍手がわき起こった。その後もなんどかこのフレーズを熱く繰り返していたのが印象的だった。
さて話しはかわるが、我が家で同じく欠かさず観ているCBCの番組に、THE MARKETPLACEというのがある。
これはすごい番組で、企業が提供するサービスや商品を独自に調査した結果を名指しで公表して、悪質なケースについては直接問いただすというもの。
隠しカメラやマイクは当たり前で不誠実さを暴きだすのは観ているこちら側もスカッとするが、唖然とすることもしばしば。
先日は、牛肉の汚染について特集していた。
最近牛肉のリコール騒ぎでE. coliという言葉を頻繁に聞くが、まさにこの病原性の大腸菌の汚染についての調査だった。
肉を柔らかくするために、MEAT TENDERIZEということがされるのだが、これが病原性の大腸菌を蔓延させる原因になっているということだった。
このMEAT TENDERIZEとは、巨大な無数の針がセットされている機械のなかに肉の塊を通すと、ぐさぐさと針が塊肉全体に突き刺さり、柔らかい食感が得られるというもの。
ところが、汚染された牛肉を機械に通してしまった場合、針に病原性の大腸菌が残り、汚染されていなかった牛肉に付着していくのだ。
番組のなかでは、汚染されたステーキによって子供を亡くされた方と、子供に障害が残ったケースを紹介していた。
そして、スーパーで売られているステーキ肉をみても、このMEAT TENDERIZEがされたかどうかというのは一見してはわからないのだ。パッケージにも表示されているわけでもないので、消費者が知る術はないのが現状。
そこで番組では各スーパーに直接聞いてみたのだが、はっきりとした回答が本社から得られたのはCO-OPの一社だけ。MEAT TENDERIZEは一切していないということだった。
寿司ネタの偽装についての過去記事はコチラ(Torontoでも寿司ネタ偽装)。
LOBLAWSで受けた食物不耐性検査の結果が衝撃だったので、J次郎も受けてみた。
たった数滴とはいえ、J次郎は手が冷たくて血を集めるのに苦労していた。結局別の指にも刺してなんとか血をあつめた。
そして2週間後。あるはずの連絡がなかったのでLOBLAWSに買い物に行ったついでにブースに寄ってみると、結果がでているとのことだった。
正直言ってJ次郎にはほとんどでないだろうと予想していたのだが、予想に反してまたしても驚きの結果だった。
結果は、
MODERATE(中程度)が、卵白、卵黄、グレープフルーツ、レモン、ライム、豚肉
SEVERE(高程度)が、バナナ、オレンジ、サーモン
J次郎とは5年一緒に暮らしていて、同じものを食べているというのに私とこれほどの違いがあるとは。共通しているのはバナナだけ。
かんきつ類に弱いのがはっきりわかった。好物と嫌いなものには要注意というが、そういえば、J次郎の好物に、レモンメレンゲパイと、中華のレモンチキンがあった。あと、ジャマイカに行ったときに食べたオレンジをあの味が忘れられないと絶賛していた。かといって普段からかんきつ類をたくさん食べていたわけではないが、好物のものに要注意にあてはまる例なのかもしれない。サーモンも好きだし。
意外だったのは豚肉だが、カナダでは多いらしい。カナダで生産される豚肉に何か原因がありうるのかもしれないとのことだった。
ちょっと困るのが卵。大好きなケーキやドーナツなどのベーキング類はしばらくおあずけになりそうだ。
そもそもなぜJ次郎にも受けてもらいたかったいうと、ときどき鼻炎がでたり体を痒がったりしていたのがあった。ひどいときは仕事に支障がでることもあった。花粉のせいなのかもしれないとおもって毎日花粉の飛散値をチェックしていたが、あまり関係ないようだった。市販のアレルギーの薬すべて試してみたが効かなかった。なんとかしてあげたいとおもっていた。
そして最近、朝食にソーセージを食べた後しばらくしてきまって体を痒がっているのに気がついた。ただ豚肉に原因があるとはおもわず、ソーセージの添加物に反応しているのではないかとひそかに疑っていた。でも、ランチには毎日無添加の自家製のハムのサンドイッチを持っていっていたので、今から考えると一日のうちで豚肉を食べ過ぎていたことになるのだろう。ちなみにこういった遅くでる反応で食べ物が原因の場合、市販薬のアレルギー薬は効かないらいしい。
それに、太りやすいのもあった。座りっぱなしの職業とはいえ、それほど食べていないのにすごく太りやすいのだ。体に合わない食べ物が太りやすい体にしているということを知って、J次郎にもなにかあてはまるような気がしていた。そのほか、怒りっぽかったり、プチ鬱から集中力を欠いたりしていた。
大好きなラーメンやとんかつが食べられなくなることにショックを受けていたJ次郎だが、これで仕事や勉強に効率よく集中できるようになったり、気分が安定して毎日前向きな気分で暮らせるようになるのなら、その価値は大だ。
卵の場合除去するのにわかりやすい。私の場合大豆に非常に苦戦している。なんか良くならないとおもっていたら、大豆レシチンというかたちで、のど飴や市販のパン、スーパーで試飲したインスタントのお茶のなかに入っていて、愕然とするのだ。
幸いパンに関しては愛用のブレッドメーカー↓(我が家ではこれをつかっています)があり、
毎日のパンは買わなくても自宅で焼けるのが救いだった。我が家ではこの、アマゾンで買ったZOJIRUSHIのブレッドメーカーが大活躍している。とてもお勧めのブレッドメーカーで、このブレッドメーカーで焼いたパンを友達の家お呼ばれされた際ににお土産にも持っていったら、その友達もその後すぐに購入し、彼女も今では自宅で毎日おいしいパンを食べている。
さて、今回もこの検査、受けてよかったと心からおもった。
煩わせているものを取り除くことができれば、人生はもっと素晴らしいものになりうるのだ。
一昨年日本に里帰りしたときにはTSUTAYAのネット宅配レンタルにお世話になった。ぬくぬくとコタツに入りながらオンラインで借りたいDVDを選ぶと、自宅に届くのだ。カナダではなかなかみる機会のない邦画を観たかったのだが、3週間の滞在という限られた時間のなかで、貸し借りにわざわざ店へ出向かなくてもすんだのは便利でありがたかった。
その後はカナダでNETFLIXを試してみたが、いまいちだった。品揃えが薄く、観たい映画がほとんどなかったのだ。
そして最近利用してみたのがBEST BUYのレンタルビデオ。コンビ二のセブンイレブンの中にあるレンタル&販売の自販機があり、簡単に借りられる。
今なら期間限定で11月30日まで5枚まで一泊分無料。
それには、最寄のBEST BUY KIOSKのあるセブンイレブンへ行き、自販機で観たい映画を選んだら、COUPONを選び、711RZを入力する。借りる際には、クレジットカードが必要。
私たちが選んだのはHUGO。
観たいとおもっていた映画だったが、期待を裏切らない、よい映画だった。
*日本滞在中、私が利用する宅配DVDレンタル↓↓↓。ネットで借りてポストで返せるのですごく便利でした。30日間無料で試せます。
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