アトピーに悩まされている私にとって、季節の変わり目は一年でもっとも辛い時期で、今年は右目に、アレルギー性結膜炎というかたちできた。2月中ごろから目が痒くなりはじめ、ずっとよくならず、目のふちやまぶたが切れてしまっていた。
アレルギー性結膜炎も、わたしにとっては馴染みで、目薬をさしたり市販のかゆみ止めを飲んだりしてすごしていた。
そしてとうとう右目の下がぷっくりと腫れて触ると痛い。ものもらいになったとすぐわかった。3ヶ月も前から常にかゆみがあるため、無意識に目をさわったりすることが多く、ものもらいになりやすいのだ。もう2度目だったが、今回は腫れが大きい。市販のものもらいに塗る薬を塗ってもよくならなかった。
先日OHIPの申請に行き、仮の用紙をもらったこともあり、初めてカナダで医者にかかった。
日本だと、目が痒いとか、ものもらいの場合眼科へ行っていたが、カナダではまずウオークインクリニック。一応インターネットでチェックして、眼科の項目のあるウオークインクリニックへ行った。
受付を済ませ、40分ほど待ち、順番が呼ばれた。
診てくれたのは、眼科医ではない一般医。まだ20代とおもわれる若い女医で、ジーンズに黒いトレーナー姿で、日本と違い白衣も着ていない。
そして経験から、てっきり抗生物質入りの目薬を処方されるのかとおもっていたが、処方されたのは経口の抗生物質7日分のみ。2月からアレルギーに悩まされていることも話したが、アイボンのような製品を買って目を洗うことと、一日3回ほど蒸しタオルなどで目を温めることだけ言われて終わった。
抗生物質はできれば飲みたくなかったのだが、内側にできたものもらいなので抗生物質を飲むしかないとのことだった。
OHIPで医療が無料なのは、ここまで。
薬は、全額自費になる。今回処方された抗生物質は7日分で25ドル。ただし、会社が加入している団体保険に毎月いくらかお金を払って加入していると、薬代もカバーされる。
そして医者に指示されたとおり、ショッパーズドラッグマートで目の洗浄剤も買った。
医者はさらに飲み終わって3日たってもよくならなければまた来いと言っていた。
今日で抗生物質を服用し始めて6日目だが、まだまだよくなる気配はない。来週まで様子をみようとおもう。