Travel Medicine Clinicでの診察 その2

April 3, 2010 by admin · Leave a Comment
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違う抗生物質を飲んで5日目の朝、それまで常に38度はあり、たまに39度まで達していた熱が、36度台半ばまで下がった。

あいかわらず下痢は続いていたが、熱が下がったのだ。

そしてその2日後の3月1日、ERへ行ってから1週間後、ERからの紹介先のTravel Medicine Clinicへ行った。

どこの病院かとおもったら、Toronto General Hospital、階が違うだけでERと同じ病院だった。

寒々しくせわしないERとは違い、同じ病院内なのにそこは別世界のようだった。

予約時間に行くとさほど待たされることなく医者に会えた。

診察室は、額に入れられた京都の金閣寺の特大写真が飾られていた。

40代の女性の医者に、これまでのいきさつや症状を長々と話し、診察してもらった。

すると、彼女は部屋を出て行った。

そしてしばらく待つと、年配の男性の医者が現れた。

きさくな医者で、自己紹介をし、私が日本人だとわかると日本に行ったこともあるといい、日本が好きだといっていた。

インドでの滞在先がバンガロールとハイデラバードだったという話になると、なんと、彼は20年以上前、バンガロールとハイデラバードで医学の勉強をしていたらしい。

ゴアにも数日旅行で行った、というと、今度妻がゴアからくるんだよ、と話してくれた。ん???J次郎もこの言葉についてひっかかったらしく、クリニックをでてからふたりの話題になった。

そして、J次郎がインドへ行く前に予防注射をしに行ったクリニックのジェネラルマネージャーをしているという。ここまでですごく頼もしく思えたが、尿路感染症の治療でなにもそんなに熱帯地方の病気についての偉い方に診てもらわなくてもいいのに、とおもっていた。

最初に診てくれた女性の医者はどうやらインターンらしく、私たちに説明している途中、この病名をなんという?などと質問を受けていた。テレビドラマのHOUSEを思い出した。

彼女はどうやらもともとの専門は皮膚科医らしかった。どこの国かはわからないが、強いなまりのある英語を話すので、ネイティブではないなとはおもっていたが、きっと最近移民してきたのだろう。

さて、治療のほうは、またいくつかの検査をすることになった。マラリアの検査もまたするという。医者はマラリアを疑うのが好きなのか。

もしかしたら情報が伝わってなかったのかもしれないとおもい、1週間前にERでマラリアの検査はしたばかりだというと、それはわかっているが、ごく微量のマラリアが残っている場合もあり得るということだった。

2日前に熱が平熱になったことから、よくなっている兆しであろうということで、もう3週間近くも抗生物質を服用しているし、これ以上抗生物質は服用せず、次回の10日後の診察まで毎日熱をはかり様子をみることになった。

そしてその日は1階にあるラボで採血をし、検便のボトルをもらって帰った。

今日もOHIPのおかげですべて無料だった。

続く。

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ERで診察してもらう その2

March 25, 2010 by admin · Leave a Comment
Filed under: 生活 

しばらく待つと、めがねをかけた中国系の若い女性が部屋に入ってきた。

彼女は医者だった。

再度血圧と熱と心拍数をはかった。38度少し熱があった。再度ひととおり症状や状況を説明し、彼女の質問に答える。と、あ、これは、、、、。といって、ぱたぱたと小走りに部屋をでたかとおもうと、マスクに手袋をして完全武装で戻ってきた。

また問診を続け、終えると彼女はでて行った。

そしてその後また待つ。

すると、今度は40台前後の男性の医者が部屋に入ってきた。

またはじめから症状や具合について説明する。朝から数えて6回目。

ひととおりの検査をするが、マラリアのテストもするという。でも、インドで検査したら陰性だったのに、ともう一度説明すると、インドの医者は信用できないんだよ、と、一言。インド敵対国の出身か。

インドで何してたの、と聞くので、出張についていっただけ。観光や買い物などしてた。そして、He earns, I spend.と、付け加えた。

これは一緒にゴアに旅行に行ったとき、J次郎の同僚の女の子が来ていたTシャツのフレーズで、Dad earns, I spend.(パパが稼いで私が使う)を思い出し拝借してみたのだが、彼は気に入ったらしく、部屋を出て行きながら繰り返していた。

彼が出て行ってからまた時間は経ち、次は若い男性が入ってきた。

短めの金髪の、毛先までしっかりハードジェルで固めていて、テレビドラマのERにでてきそうな感じだった。

採血してもらったが、ひとつボトルを忘れてしまったらしく、2回も針をさすはめに。フレンドリーなひとで、血をぬきながら、なぜインドに行ったのか、などと会話した。出張についていったんだ、というと、彼は何の仕事してるの?と聞いてきた。ITだよ、アウトソーシング。でもそううまくはいかないみたい。だから予定より大幅に滞在が延びてしまったんだ、というと、へえ、と、興味深そう。

そして、尿検査と、検便のボトルも持ってきた。

ここで問題があった。このとき、下痢していて、どうやって検便できるのか。それを伝えると、彼は紙製の平らな便器の形をしたものを持ってきてくれ、これで受け止めるようにとのことだった。なるほど。

その後、胸部のレントゲンを撮った。時計は夕方5時を回っていた。

ERの待合室で自販機のオレンジジュースを買っただけでお昼ごはんを食べていなかった。病院内にフードコートはあるが、今の私に食べられるものは売っていない。ひもじかった。ひとりでERに来たことを後悔した。まさかこんなに長時間いることになるとはおもわなかったのだ。

そして、さきほどの男性の医者が再び現れ、マラリアのテストの結果次第で、マラリアだったら数日入院、そうでなかったら帰宅、後日別の医者のところで診察を受けることになる、と告げられた。え、尿路感染症はどうなったの、、、。

また時が経ち、採血してくれた若い医者が結果を教えてくれた。

マラリアではなかった。よって、帰宅。

OHIPのおかげで、ここまでも全て無料。

別のクリニックを紹介するから、電話して予約をとって、後日この紙を持っていくように、と用紙を渡される。

それは、同じ病院内のTropical Medicineという科だった。

これでまた、振り出しにもどったわけだ。そこの医者の診察が受けられるのはいつのことになるのだろう。

マラリアの有無だけでなく、他は、何を検査してそれらの検査結果はどうなるのだろう。異常があれば知らせてくれるだけなのか。

病院をでたのは、夜7時を過ぎていた。

外にでるとあたりはすっかり暗くなり、雪が降り始めていた。

とぼとぼと家路についた。

続く。

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ERで診察してもらう

March 16, 2010 by admin · Leave a Comment
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Toronto General Hospitalに着き、言われたとおり受付に紹介されてきたことを告げ、持ってきた紹介状の紙を見せると、まずホスピタルカードをつくるように言われる。

そこでカードを発行しているところに行き、そこの受付に事情を説明し紙をみせると、ERと記されているから、ERへ行けという。そこでもカードを発行してくれるとのこと。

確かに、診療科目のところにはER; TRAVEL と書かれてあるけれど。

不安を抱きつつ再びERへと移動。

ERでは、まず受付には名前を書く紙が置いてあり、自分の名前と書いた時間を記入する。この名簿の上から順に名前が呼ばれる。

30分くらい待って看護士に呼ばれ、血圧と心拍数と体温を測り、症状を説明する。

看護士は強い中国語のアクセントがある、仕事熱心に見受けられる女性だが、話せば長い話のところを、話をさえぎったり勝手に解釈することが多く、だから今説明してんじゃん、ということがたびたびあり、いらついてしまった。すると、大丈夫よ、落ち着いてくださいね、などとなだめられてしまった。誰のせいだ。

それにしても、私は本当にERでいいのか。他に私よりずっと辛そうなひとや緊急度の高いひとが大勢いるところなのに。私は緊急な治療が必要なわけではなく、詳しい検査が必要なだけなのだ。

ということは、私はかなり後回しにされる、ということでもある。

そこで、私は、紹介状をみせ、受付でこの紙をみせたらここにくるようにいわれたんだけれど、この紙にはTRAVELとも書いてあるし、ウオークインクリニックの医者はTRAVEL CLINICを紹介してくれたはずなんだけれど、私本当にERでいいの?と、聞いてみた。

彼女は、いいのよ、それは医者が判断することだし、あなたも具合が悪いから自分でERにきたんだし。心配なにのよ、と励ましてくれる。

ひとの話聞いてるのか。大丈夫なんだろうか。

ERの受付は寒かった。

それからまた待ち、名前が呼ばれると、ホスピタルカードの登録に呼ばれた。オフィスの部屋で住所などの入力とともに、再度ここへ来た理由やら症状やらを聞かれたので、再度説明した。

看護士はふたりいたが、隔離、隔離とささやいているのが気になった。

そしてまた寒い待合室で待つ。

さらに別の看護士に呼ばると、処置室のような部屋に連れて行かれ、着替えて横になるように言われ、看護士はすぐ医者がくるから、と言ってでていった。

やはり私は隔離されたのか。部屋の外の廊下にはストレッチャーの上に寝かされ付き添いの家族とともに待っているひとたちが何人もいた。

薄い割烹着のようなものに着替え、硬くて細いストレッチャーの上に横になった。

もちろんすぐに医者はこなかった。

横になっていられるのはありがたかったが、部屋は寒く、かけるものはあったがコットンのシーツだけで、その上からコートをかけてひとり待った。

続く。

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