歯医者に通う

インドで歯医者に通っている理由、それは、日本では自費診療になるため高額な、口のなかにあるすべての銀色の金属のかぶせ物や詰め物を白いものに変えるためだった。
それでアトピーが治ったという話を聞いたことがあり、少しでも望みがあることには試してみたかった。
今通っている歯科医では、1本あたり詰め物の場合2500ルピー、キャップというかぶせ物の場合5000ルピー。この値段は、歯科医によって違うとおもわれるが、今のところはホテルから歩いて10分足らずなので、毎日通うのには都合がいい。
私は虫歯の治療跡が多いので総額で10万円くらいかかると思われるが、それでもしアトピーが治れば安いものだ。
先生も、女の先生で、医者にありがちな威圧感がなく話し方も穏やかで、インドはどう?好き?などときさくに話しかけてくれる。
ハイデラバードで歯のクリーニングをしたとき、私もJ次郎もふたりとも女の先生にしてもらった。またJ次郎のインドでの同僚のお母様も歯科医だということも聞き、インドでは歯科医は女のひとが多いみたいですね、と聞いてみた。朝出勤して夕方で終わり、宿直や緊急の呼び出しもないため家のことにも時間が割けるということで、インドでは歯科医の半数以上が女医だということだった。
最初はすでに自然に詰め物が取れてしまった歯をしてもらったのだが、その後は、金属の詰め物ををとるのが痛いので、自然に取れたときに白いのに変えていくほうが良いとすすめられたが、事情を話し進めてもらうことになった。
もしアトピーが治らなくても、銀のかぶせ物の下に隠れている虫歯が発見されれば治療できるし、とも考えていたら、さっそく虫歯が発見された。
いわれたとおり、結構痛かったが、アトピーが治るかもしれない可能性のことを考えると、我慢我慢。
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アトピーと風邪
アレルギーもちにとって、風邪の症状であるくしゃみ、鼻水、頭痛などと鼻炎アレルギーのそれをみわけるのは難しい。
なんだかくしゃみに鼻水がとまらない、頭もぼおっとしてきた、というとき、風邪かも、とおもって風邪薬を飲んでも効かなかったりするんですよ、自己判断はせずに医者にかかるのが得策ですよ、と日本でアレルギー科に通っていたころの医者に言われた。
日本では鼻炎がひどく、実家ではティッシュは私のために買ってあるようなものだった。事実、2年ぶりに実家に里帰りしたときは、もはや常備ティッシュは道で配っているポケットティッシュしかなかった。
が、海外に住むと、鼻炎はおこらない。
シャワーを浴びてでてきたときの湿度差や、朝寝起きなどにくしゃみはでることはあるが、すぐにおさまる。
なので、カナダで生活していて、今日のように朝からくしゃみがとまらず、ティッシュが手放せないときは、風邪をひいたのだ、といえる。
そしてもうひとつ、最近気づいた自己判断事項は、アトピーの状態である。
風邪をひくと、アトピーがぐっと楽になる。
今もここ2週間くらい、季節の変わり目か、首とひじの内側がかゆく、ごわごわしてきたのが、すっかりかさぶたもなくなり、つるっとすべすべしている。
アトピーが治まっているのがうれしい私は、この程度の風邪に風邪薬などは飲まずに、ゆっくりベッドでごろごろ。
風邪をひいたのはつらいが、アトピーのわきあがるような痒みから開放されるのはうれしい。




