検出されたのはチフス菌だった

9 years ago

前回の続きはこちらから。

再びPublic Healthから連絡があったのは数日経ってからのことだった。

このころには数日間続いた38度台の熱は落ち着き37度半ばになり、毎日下痢していたのが2,3日に一度になった。

食べられるものも増え、J次郎に皿洗いなどしてもらっていたのが自分でできるようになった。

さて、Travel Clinicからはサルモネラ菌としか言っていなかったが、検出されたのはSalmonella Typhiということだった。

それは、チフス菌、つまり私はチフスにかかっていたということだ。

インドでは、マラリア、尿路感染と診断された。いずれも誤診だったということなのか。ここまでなんとも長いみちのりだったことか。

腸チフスって、時代背景が昔の小説のなかでよくでてきた疫病の病名だ。この現代においてまさか自分がなるとは。

抗生物質がなかった時代は恐れられていたが、現代では薬の入手が困難な貧困地域を除いて死に至ることはないらしい。

しかし、一体どこで感染したのだろう。ガンジス川での沐浴なんてもってのほかだし、僻地にいくわけでもなく、値段の高いところで気をつけながら飲み食いし、寝泊りしていたというのに。例外は、やっぱりあの、若いインド人と行ったゴア旅行か。それにしてもあの旅行中はさらに気をつけ、火が通っている熱いものしか食べなかったのに。

またさらに調べてみて、別の意味で日本に帰らなくてよかったとおもった。日本で腸チフスとわかったら法定伝染病ということで入院させられ、しかも隔離されたりするらしい。大騒ぎになっていたかもしれない。

また、腸チフスの合併症として、腎盂腎炎があるらしい。ということは、血尿が確認されたことからもやはり腎盂腎炎にもかかっていたのかもしれない。

さらに質問があるということで、医学用語には自信がないので日本語の通訳もつけてもらい、Travel Clinicのひとの質疑応答に1時間近く電話で答えた。

そして、本来ならば抗生物質を飲み終えて3日間以上あけなければならないところをすぐに検便してしまったことがわかり、再度の検便をPublic Healthに提出することになった。

結果は合計3つ提出したサンプルのすべてにおいてチフス菌が確認された。

これをうけて、Public Healthの担当のひとに、再度Travel Clinicに連絡をとり、治療を受けるようにと指示を受けた。

続く。

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