ハイデラバードでは、Marriottに泊まった。
ハイデラバードの空港に着き、預け入れ荷物がでてくるのを待つところで、マリオットホテルのひとが我々をみつけてくれて声をかけてくれ、そのまま彼が荷物を全て車まで運んでくれた。
部屋に着くとコーヒームースとチョコレートコーティングのコーヒービーンズがサービスされた。ふと気がつくとJ次郎がぼりぼりとコーヒービーンズを全て平らげてしまっていた。
アメニティーはシャンプーとボディークリームはあるのだけれど、ヘアコンディショナーと歯ブラシはなかった。歯ブラシは持ってきていたが、コンディショナーはなく、困った。バスタブは足を伸ばしてゆったりとくつろげるかたちになっていて、湯船のなかでリラックスできた。
ジムは広々としていてマシーンが豊富で本格的な設備ですごかった。欲を言えばジャグジーがないのが残念。
ホテルのまわりはめぼしいのものが何もない。
あるのは湖だけ。遊歩道が設けられ、のんびり散歩やジョギングができる。
また、無料のアクティビティーが用意されている。ヨガクラスと、ストレッチングのコースを受けてみた。平日の昼間なので、誰も他に予約するひともおらず、個人レッスンになった。他にも、参加できなかったがクッキングクラスなどもあった。
そして、近くにある、Birla Mandirという観光名所へのツアーもあった。これも無料。今回参加したのは私だけで、ツアーといってもホテルの車で行って帰ってくるだけ。
白亜の大理石がそれはそれは美しいお寺だった。階段をひたすら登るのだが、病み上がりの身にはきつかった。彫られている彫刻もすばらしいし、見晴らしもよかった。
入場料は無料だが、携帯とカメラは絶対に持ち込み禁止で、厳しいチェックが入った。よって写真は一枚もない。靴も脱がなければならない。私は待たせてある車にそれらを置いていった。
ハイデラバード滞在中はずっとここのホテルに泊まる予定だったが、J次郎の職場のあるハイテクシティーまでは遠すぎた。ホテルのひとは40分と言ったが、それはたとえば道路に他に車が一台も走っていない状態のときをさしていて、交通渋滞の激しいインドでは普通に昼間向かえば1時間半はかかってしまった。
部屋に蚊もいないし、建物は豪華なのだが、目の前を流れている川の臭いが気になる。
私もいくら無料アクティビティーがあるとはいえ長く滞在するのには退屈すぎるので、早々に切り上げ別のホテルへ移動することにした。