ある日ふと気がつくと、初代の段ボールコンポストのカバーの表面の角の部分に、なにか茶色のすすみたいのがついていた。
コンポストをかき混ぜていたときにおいておいた木のテーブルのはげた部分の木くずだろうとおもいはらったら簡単にとれた。
しかし、しばらくしてまたすぐに発生した。
そこで直射日光に当ててみたところ、すっと消えた。
ところが、雨が降りそうになり、雨のあたらない日陰のところへ移動すると、またあらわれた。
そしてまた直射日光にあてる、、、の繰り返しをしていたが、ふと気になってインターネットで調べてみると、なんとダニらしい。
謎なのは、直射日光にあてると、きれいにいなくなるが、いったいどこへ行ったのか。カバーを裏返してみても跡形もない。
さて、増えても困るので、退治することにした。
箱のなかにも、表面にもいないが、カバーの表面の角にだけいるので、市販のハエなどの殺虫剤をまんべんなく吹きかけた。するとまたさっといなくなる。本当にどこへ行ったのか。
しばらくしてみてみたら、またうっすらと発生し始めていたので、今度はごく至近距離で、カバーにしみこませるごとく泡状に吹きかけた。
そして、それ以来発生しなくなった。
虫も入り込まなくなるだろうし、小さめのもので、冬場は家の中でやってみようか、などと考えていたが、ダニが発生したら困るので、冬場はコンポストは休むことに考えを改めた。
~後日談~
その後放置しておき、凍えるほど寒くなったらダニも発生せず、冬越し。そして、自作のコンポストで育った植物はあまりにも良く育ったため、それをおもうと段ボールコンポストはもはややめられなくなってしまった。